(台北 12日 中央社)タレントのビビアン・スー(徐若[王宣])が12日、出産後初めて公の場に姿を見せた。大勢の報道陣を久々に前にし、「緊張する」と口にしながらも常に満面の笑みを浮かべ、出産前とほぼ変わらない抜群のプロポーションを披露した。

この日ビビアンが出席したのは、台北市内で行われたジュエリーブランドのイベント。価格約2億5000万元(約8億3750万円)という70カラットのイエローダイヤモンドリングを身につけ、胸元の大きく開いた優雅な白いドレスをまとって登場した。

昨年8月に第一子を出産したビビアン。妊娠期間中は5カ月余りにわたって病院のベッドの上で生活しており筋肉が衰えていたため、半年で筋力を回復させるのを目標に運動に励んだという。現在でもほぼ毎日運動しているとダイエットのための努力を明かした。

囲み取材では息子への深い愛情を吐露。現在は拠点を置くシンガポールと台湾を仕事のために行き来する生活を送っているが、息子と離れていられる期間を聞かれると、「4泊5日が限界」と回答。常に息子が恋しいため、仕事場に息子を連れて行き、面倒を見られるようにしているという。

第二子の計画に関し、再び妊娠の辛さを耐えられるかとの質問には「大丈夫です」と前向きな姿勢を示した。一方で性別の希望を尋ねられると「ハハハ」と笑った上で夫が息子の成長に神経をすり減らしていることに触れ、明確には答えなかった。

ビビアンが現在重心を置いているのは家庭。仕事は広告を中心としており、映画などについては役や撮影場所などを考慮して決めると語った。

6月にはこれまでの自身の人生の経歴、出産までの道のりなどについてつづった本を発売予定だと明らかにした。

(名切千絵)