(台北 15日 中央社)南部の高雄市で先月24日、地元の警察官らが日本人旅行者2人が遭遇したレンタサイクルに関するトラブルを、代わりに解決する出来事があった。

旅行者2人は同市の公共レンタサイクルを利用した後、車両を返却しようとしたが、システムエラーが発生。返却できなかったことで費用が発生するのではないかと心配したが、台湾で使用可能な携帯電話を持っていなかったため、近くの警察局に助けを求めた。

応対した王意中さんらは、英語と携帯電話の翻訳ソフトを使い事情を確認し、すぐさまレンタサイクルの運営会社に対応を依頼。会社側からの返答を待つ間には、2人のために同市の有名観光地やグルメを紹介したという。その後、エラーの問題も無事解決した。

(編集:杉野浩司)