NBAのスタープレーヤー、レブロン・ジェームズが「フォント」になった。2mの巨体と鋼の筋肉をもつ彼自身と同じく、書体もパワフルな仕上がりだ。
SLIDE SHOW FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN FULL SCREEN 「「フォント」になったNBAスタープレイヤー」の写真・リンク付きの記事はこちら
レブロン・ジェームズ。ご存じの通り、バスケットボール選手だ。 クリーブランド・キャバリアーズのポイントフォワードで、かつてマイアミ・ヒートでも同じポジションでプレーしていた。彼はまた、夫であり父であり、「レブロン・ジェームズ家族基金」を設立した慈善家でもある。
それから彼は、「フォント」でもあることが判明した。
ロンドンのスタジオ・Sawdustが、ジェームズのために文字のカスタムセット「LeBron James」をつくったのだ。依頼したのは、シューズとアパレルといったLeBron Jamesコレクションを管理・販売しているナイキ・バスケットボールである。
ジェームズをフォントにするために、Sawdust共同創業者のジョナサン・クウェイントンとロブ・ゴンザレスは、彼がすでにもっていたロゴマークをヒントにした。そのマークは、隣り合ったいかつい「L」と「J」、そして2つの文字の上には王冠が浮かんでいるデザインだ。
彼らはまた、203cmの筋肉の壁で、NBAチャンピオンシップで2度優勝、MVPに4度輝いたことのあるジェームズ自身からもヒントを得た。出来上がった書体は幅が広くて威厳があり、まるでアスリートのようである。高さはなく四角張った形だが、鈍感に見えることはない。それは、すべての書体の上に君臨する気高い「クレスト」や、「ジャージー」といったフォントを思い起こさせる。
自分自身がくっきりとしたアルファベットとして具現化されるのは、きっと不思議な気がするに違いない。といっても、Sawdustがフォントに変えたアスリートはジェームズが初めてではない。ナイキは以前にも、コービー・ブライアントとケビン・デュラントをフォントにしているのだ。
関連記事:フォントは人の心を動かせるのか?
TAG
BasketballDesignFontGalleryNikeSportsTypographyWIRED US