<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日◇5日◇総武カントリークラブ 総武コース(7,123ヤード・パー70)> 
 最後に試合出場したのが7月の米ツアー「バーバゾル選手権」、約4ヶ月ぶりの実戦に臨んだ今田竜二が6バーディ・ノーボギーの“64”をマーク。6アンダーで首位と1打差の2位タイと好スタートを切った。
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 この日は「運とショートゲームに助けられました。ショットは全くだったんですが、グリーンを外しても運よく寄せやすいところにあったりして」と幸運に恵まれた1日だったと振り返った今田。前半は「グリーン外して寄せワンが多かった」とわずか9パット。自身の最大の持ち味、ショートゲームを活かしスコアメイクに成功した。
 懸案の試合勘については「まだ初日でリラックスして回れたので。その点はまだまだかな。試合の中で緊張する場面で試合勘は出てくると思う」。このまま上位で争えれば決勝ラウンドで試合勘は取り戻せそうだ。
 明日については「明日になってみないと。運次第かな。セカンドショットがいいラインについてくれれば、スコアに繋がると思う」と冷静に話した今田。目標としていた予選通過はこのままいけば、難しくはないだろう。それどころが、明日もこの位置を維持できれば優勝も視界に捉えることができる。
 気の早い話だが、もしこの試合で優勝してツアーメンバー登録をすれば、残り試合と来年度から2年間の国内ツアーの出場資格を得ることができる。それを今田が欲しているかは分からないが、成績を残せば選択肢は必然的に増えてくる。PGAツアーへ返り咲く道も結果を残した先にある。この好スタートを無駄にせず、次につなげるために明日からも気の抜けないラウンドが続く。

<ゴルフ情報ALBA.Net>