海外ゲームフォーラムにて、SCEがPS4のシステム・ソフトウェア4.0に欲しい機能についてアンケート調査を行い、その中にPS1/PS2タイトルの動作やPSNに登録したオンライン IDの変更などが含まれているとの報告がありました。メジャーアップデートの時期についても、2015年末〜2017年以降のいつがいいか、ユーザーの希望が募られているとのこと。


海外大手ゲームフォーラムのNeoGAFで、PS4の次期メジャーアップデート、すなわちシステム・ソフトウェア4.0に追加を希望する機能につき、一部のユーザーに送られたアンケートの画像が公開されています。

それによると、システム・ソフトウェア4.0で追加が検討されている新機能は次の通り。

フレンドがオンラインになった際の通知

PS2クラシックス

フォルダ機能

PS1クラシックス

オフラインに見せかけるモード

ライブラリからの隠蔽/完全な非表示

ライブラリのアイテム削除

ゲームライブラリのフィルタオプション(インストールしたゲーム、ダウンロードタイトル等)

ダウンロードしたアバターへの切り替え機能

背景のカスタマイズ

PSストアのウィッシュリスト

パーティの参加最大人数を増加

PSN IDを変更可能に

この中でもひときわ目を引くのが、PS1・PS2クラシックスでしょう。素直に考えれば、PS3やPSP向けに配信されている初代PSゲームアーカイブスやPS2(R)アーカイブスと深い関係がありそうです。

マイクロソフトがXbox OneのXbox 360との後方互換(過去のハード専用ソフトが動作すること)宣言をした際、SCEの吉田修平氏は「PS4でPS3のソフト動作は超困難」と否定的でしたが、あくまで「PS3に限って」ということで、初代PSやPS2との後方互換に含みを持たせていた可能性もあります。

ほか、フォルダ機能はゲームやアプリを一まとめに整理し、ライブラリ関連は今まで消せなかったデモや体験版を削除可能。フレンドにオンラインを隠すマンガ家と編集者向けかもしれない機能や、アバターの変更やホーム画面の背景をカスタマイズなど、最初からなかったのが不思議な要素が並んでいます。

もう一つの目玉は、PSN(PlayStation Network) IDの変更です。現時点では「利用者を識別するために使われますので、全世界に一つだけのIDです」という重みから、利用中のIDは変更できないこととされています。若気の至りでつけてしまった、当時の恋人の名前をつい......という後悔を洗い流せる日が来るかもしれません。

また、アップデートの時期についても希望を募る項目あり。2015年末〜2017年以降まで幅がありますが、システムソフトウェア3.10がリリースされて10日にも満たない現在では「聞くだけ聞いておきます」といったところでしょう。

ただ、NeoGAFは海外の「信頼性の高い2ちゃんねる」的な掲示版であり、「かなりの確度がある情報」以上のものではありません。ぬか喜びしないよう、ほどほどの期待を持ってベータ版テストのお知らせを夢みましょう。