21日に第24回ベルルスコーニ杯が行われ、インテルがジョフレイ・コンドグビアのゴールでミランに1-0と勝利した。

控えメンバーや下部組織の若手を多く起用したインテルに敗れたミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、「会長には申し訳ないと思っている。彼がこの試合を重視していたのを知っているからね」とコメント。シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は「言うことはない。勝ちたかった。話すのは勝者で、負けた者は黙るものだ」と述べている。

ミハイロビッチ監督はさらに、次のようにコメントした。

「今はこういう時期なんだ。我々は試合のたびにゴールをプレゼントしている。そして勝つのが難しくなるんだ。我々にもチャンスはあった。だが、決められなかったね。インテルは控えだった? それぞれの選択をするものだ。彼らは中国での試合でもこうだった。我々は我々の試合をしたよ。ただ、ゴールをプレゼントしてしまった」

唯一の朗報は、若手GKジャンルイジ・ドンナルンマだ。

「出番は多くなかったが、唯一の場面で彼は素晴らしいセーブをしたね」

うれしくない知らせは、アンドレア・ベルトラッチの負傷だろう。

「様子を見よう。ボールを蹴ったときに痛みを感じたんだ。検査をして、取り戻せるかどうかの様子を見る」

一方、インテルのロベルト・マンチーニ監督は、次のように述べている。

「出場した選手たちはよくやった。しばらくプレーしていなかった選手たちもうまくやったね。我々はこのダービーを軽んじていたわけじゃない。だが、休まなければいけない選手たちもいた。コンドグビア? 良くなっていると思う。ベンチに座るのもあり得ることで、何も問題ない。ほかの選手たちにもあることだ。我々は彼を信じている。ゴール以外にも良いところがあった」

「シニシャには、彼が勝ったら満足だったと伝えたよ。今後の3試合? インターナショナルウィークに入るまでに、トリノ戦もある。だが、今はパレルモ戦のことを考えなければいけない。難しいアウェーゲームだ。我々は良い結果を出したいと思っている」