Reflectorは、iPhone/iPadの画面をパソコンにそのまま表示するツールだ。
以前、「iPhone/iPadの画面がパソコンに表示できる!ワクワクする使い道がいろいろあるツール」で紹介したReflectorがバージョンアップし、Android/Chromebookにも対応した。
さっそく、自腹を切ってバージョンアップし、機能・使い勝手を試してみた。
●iPhone/iPadに加えて、Androidの画面も表示できるようになったReflector 2
Reflectorは、同じネットワーク内にあるiPhone/iPadの画面をパソコンに表示できるツールだ。
たとえば、
WindowsパソコンにReflectorをインストールすると、iPhone/iPadのAirPlay経由でパソコンにiPhone/iPadの画面がそのまま表示される。iPhone/iPadを操作すれば、そのままパソコン上でも確認できる。次の画面を見れば一目瞭然だろう。
【画面1】Windowsパソコンに同じネットワーク内にあるiPhoneの画面がそのまま表示される。表示するだけで、Windows側からは操作できない。
Reflectorの詳細は「iPhone/iPadの画面がパソコンに表示できる!ワクワクする使い道がいろいろあるツール」で紹介したが、バージョンアップしたReflector 2は、Androidにも対応した。
次のように、iPhone/iPadに加えて、Androidの画面も同時に表示することが可能になっている(機能は開発中のベータ版の位置づけである)。
【画面2】Reflector 2は、iPhone/iPadだけでなく、Android端末の画面も表示できるようになった。
それ以外は、基本的には前バージョンと共通なので、詳細は「iPhone/iPadの画面がパソコンに表示できる!ワクワクする使い道がいろいろあるツール」を参照してほしい。
ここでは、Androidの画面をミラーリングの手順をまとめておく。
●Android 5.0は標準で設定可能、Android 4.4.2はChromecastアプリを使う
Android端末の画面ミラーリングは、Android 5.0と4.4.2では異なる。
5.0では標準でミラーリング可能だが、4.4.2では、Google PlayからChromecastアプリをインストールしておく必要がある。
<Android 5.0でのミラーリング手順>
1. パソコン側でReflector 2を起動する。
2.Android端末で画面上端から下にスワイプして通知トレイを表示したら、いちばん上の設定パネル(日時が表示された箇所)をタップする。
【画面3】Android端末で画面上端から下にスワイプして通知トレイを表示したら、いちばん上の設定パネル(日時が表示された箇所)をタップする。
3.[画面のキャスト]をタップする。
【画面4】[画面のキャスト]をタップする。
4.パソコン名をタップする。
【画面5】[パソコン名をタップする。
5.パソコン側にAndroidの画面がミラーリングされる。
【画面6】パソコン側にAndroidの画面がミラーリングされる。
<Android 4.4.2でのミラーリング手順>
1.パソコン側でReflector 2を起動する。
2.Android端末でChromecastアプリを起動し、左上のボタンをタップしてメニューを開き、[画面のキャスト]をタップする。
【画面7】Android端末でChromecastアプリを起動し、左上のボタンをタップしてメニューを開き、[画面のキャスト]をタップする。
3.パソコン名をタップして選択する
【画面8】パソコン名をタップして選択する。
4.パソコン側にAndroidの画面がミラーリングされる。
【画面9】パソコン側にAndroidの画面がミラーリングされる。
なお、Android 5.0ではまったく問題なく動作したが、Android 4.4.2の場合、接続まではうまくいくが、接続後フリーズし、正常に動作しなかった。機能そのものが開発中のベータ版ということなので、利用する際は注意してほしい。
また、今回は試していないが、Reflector 2はChromebookにも対応している。
対応しているプラットフォームは、Mac、Windows、Android、Fire TVだ。価格はプラットフォームやライセンス数によって異なるので、ReflectorのWebサイトを確認してほしい。
・ iPhone/iPadの画面がパソコンに表示できる!ワクワクする使い道がいろいろあるツール
・ Reflector 2のホームページ
・ Reflector 2の価格ページ
・ Chromecast(Google Play)
井上健語(フリーランスライター)
以前、「iPhone/iPadの画面がパソコンに表示できる!ワクワクする使い道がいろいろあるツール」で紹介したReflectorがバージョンアップし、Android/Chromebookにも対応した。
さっそく、自腹を切ってバージョンアップし、機能・使い勝手を試してみた。
●iPhone/iPadに加えて、Androidの画面も表示できるようになったReflector 2
Reflectorは、同じネットワーク内にあるiPhone/iPadの画面をパソコンに表示できるツールだ。
たとえば、
WindowsパソコンにReflectorをインストールすると、iPhone/iPadのAirPlay経由でパソコンにiPhone/iPadの画面がそのまま表示される。iPhone/iPadを操作すれば、そのままパソコン上でも確認できる。次の画面を見れば一目瞭然だろう。
【画面1】Windowsパソコンに同じネットワーク内にあるiPhoneの画面がそのまま表示される。表示するだけで、Windows側からは操作できない。
Reflectorの詳細は「iPhone/iPadの画面がパソコンに表示できる!ワクワクする使い道がいろいろあるツール」で紹介したが、バージョンアップしたReflector 2は、Androidにも対応した。
次のように、iPhone/iPadに加えて、Androidの画面も同時に表示することが可能になっている(機能は開発中のベータ版の位置づけである)。
【画面2】Reflector 2は、iPhone/iPadだけでなく、Android端末の画面も表示できるようになった。
それ以外は、基本的には前バージョンと共通なので、詳細は「iPhone/iPadの画面がパソコンに表示できる!ワクワクする使い道がいろいろあるツール」を参照してほしい。
ここでは、Androidの画面をミラーリングの手順をまとめておく。
●Android 5.0は標準で設定可能、Android 4.4.2はChromecastアプリを使う
Android端末の画面ミラーリングは、Android 5.0と4.4.2では異なる。
5.0では標準でミラーリング可能だが、4.4.2では、Google PlayからChromecastアプリをインストールしておく必要がある。
<Android 5.0でのミラーリング手順>
1. パソコン側でReflector 2を起動する。
2.Android端末で画面上端から下にスワイプして通知トレイを表示したら、いちばん上の設定パネル(日時が表示された箇所)をタップする。
【画面3】Android端末で画面上端から下にスワイプして通知トレイを表示したら、いちばん上の設定パネル(日時が表示された箇所)をタップする。
3.[画面のキャスト]をタップする。
【画面4】[画面のキャスト]をタップする。
4.パソコン名をタップする。
【画面5】[パソコン名をタップする。
5.パソコン側にAndroidの画面がミラーリングされる。
【画面6】パソコン側にAndroidの画面がミラーリングされる。
<Android 4.4.2でのミラーリング手順>
1.パソコン側でReflector 2を起動する。
2.Android端末でChromecastアプリを起動し、左上のボタンをタップしてメニューを開き、[画面のキャスト]をタップする。
【画面7】Android端末でChromecastアプリを起動し、左上のボタンをタップしてメニューを開き、[画面のキャスト]をタップする。
3.パソコン名をタップして選択する
【画面8】パソコン名をタップして選択する。
4.パソコン側にAndroidの画面がミラーリングされる。
【画面9】パソコン側にAndroidの画面がミラーリングされる。
なお、Android 5.0ではまったく問題なく動作したが、Android 4.4.2の場合、接続まではうまくいくが、接続後フリーズし、正常に動作しなかった。機能そのものが開発中のベータ版ということなので、利用する際は注意してほしい。
また、今回は試していないが、Reflector 2はChromebookにも対応している。
対応しているプラットフォームは、Mac、Windows、Android、Fire TVだ。価格はプラットフォームやライセンス数によって異なるので、ReflectorのWebサイトを確認してほしい。
・ iPhone/iPadの画面がパソコンに表示できる!ワクワクする使い道がいろいろあるツール
・ Reflector 2のホームページ
・ Reflector 2の価格ページ
・ Chromecast(Google Play)
井上健語(フリーランスライター)