手みやげのフルーツサンドもいいが、店内で出来たてを食べるのがおすすめ!

手みやげのフルーツサンドで有名な『銀座千疋屋』。銀座の目抜き通りに店を構える1894年創業の老舗で、美しいバラのパッケージが人気だ。

その2階にあるフルーツパーラーでは、高級フルーツをたっぷり使用したスイーツが味わえる。銀座で一休みをするなら、足を運びたい名店である。

今回は、2017年にリニューアルが完了し、さらに魅力がアップした『銀座千疋屋 銀座本店 フルーツパーラー』の人気ベスト3を、一挙にご紹介しよう!



「季節のフルーツポンチ」(1,296円)。赤ワインに比べてさっぱりとしており、さらに食べやすくなったフルーツポンチは、甘いものが苦手な人にもおすすめ
第3位:季節のフルーツポンチ
白ワイン入りで爽やかな一品がランクイン

「フルーツポンチ」は、『銀座千疋屋』を代表する一品。1923年(大正12年)、日本で初めてフルーツポンチを発売したのもこの店なのである。

赤ワイン入りのシロップに季節のカットフルーツを入れた、1923年(大正12年)に考案された元祖「フルーツポンチ」も健在だが、人気は2017年のリニューアルを記念して発売された「季節のフルーツポンチ」。

マスカットのような爽やかな甘い香りが特徴のエルダーフラワーシロップに、白ワインを入れフルーツの量もアップ!下層にはリンゴや洋なし、パインなど、そして上層にはバナナやキウイなどの季節のフルーツが盛られている。

使うフルーツは日本で最高峰のものばかり!新旧のフルーツポンチの食べ比べも楽しめるのが嬉しい。



「フルーツサンド」(1,080円)
第2位:フルーツサンド
一度は店内でできたてを食べて欲しい

第2位にランクインしたのは、その美しいビジュアルでもお馴染みの「フルーツサンド」。

鮮やかなブルー地にバラの包装が印象的な逸品は、銀座の手土産サンドイッチの一番人気ではないだろうか?

内容は秘密だが、3種類をブレンドした生クリームが、みずみずしさを活かしたメロンやリンゴなど旬のフルーツの美味しさを引き立ててくれる。

クリームのコクとさっぱり感、フルーツの香りのバランスが最高!手土産として食べた事がある人も多いと思うが、一度は店内でできたてを味わってみて欲しい。



ハーフ&ハーフでも価格は1,080円と変わらないのも嬉しい

意外と知られていないが、『銀座千疋屋 本店 フルーツパーラー』では、フルーツサンド以外のサンドイッチも楽しめるのだ。

王道の味わい「ハムサンド」や、美しくスライスされたアボカドがたっぷり入る「アボカドサンド」など、イートイン限定の「ベジタブルサンド」の3種が揃う。

好みの2種を組み合わせてハーフ&ハーフで注文することもできるので、フルーツサンドと共にあじわってみてはいかがだろう?


さて、いよいよ人気ベスト1は!?



「銀座パフェ」(1,728円)。この日のシャーベットはメロンとマンゴー
第1位:銀座パフェ
これぞ銀座パフェの王様だ!

人気NO.1に輝いたのは「銀座パフェ」。

この日はトップにぶどう、その周りをメロン、パイン、洋梨、和梨、リンゴ、カキが彩る。カットフルーツだけでなく、中層のシャーベットも季節毎に変更され、季節が変わる度に新しい味に出会える。

フルーツの甘みや酸味を引き立てるように配合された生クリームや、バニラビーンズ入りのバニラアイスも、フルーツに付けたり、そのまま食べてみたり。自己流の楽しみ方を見つけたくなる。



2017年3月にリニューアルされた店内

『千疋屋総本店』から1894年(明治27)に暖簾分けされて以来、銀座でフルーツを買うならここと言われる名店の座に君臨し続ける『銀座千疋屋 本店』。

代々受け継がれてきた果物の目利きにより仕入れる品々は、政界や文豪をはじめ、銀座の美食家の紳士淑女を唸らせてきた。

銀座一の名店パーラーで、そんな歴史を感じながら人気スイーツを味わってみてはいかがだろうか?