アイファイジャパンはワイヤレスSDカードの上位モデル Mobi Pro を3月27日に国内発売します。

従来モデルの Mobi ではできなかったRAW転送や、選択画像のみの転送、家庭やスタジオの無線LANネットワーク(インフラストラクチャーモード)への直接接続など、Pro な機能に対応する点が違いです。容量は32GB。市場想定価格は9980円(税込)。

Eyefi Mobi Proの基本仕様は、メモリ容量32GB SDHC、Class 10、Max Read 20MB/s、Max Write 23MB/s、対応Wi-FiセキュリティはWEP40/104/128, WPA/WPA2-PSK,AES、ワイヤレス到達範囲は屋外で27m、屋内で13m(ワイヤレスルータ使用時)など。またEyefi が提供するマルチデバイス対応クラウド写真サービス Eyefi クラウド の利用権が1年分付属します。Eyefiカードに上位版Mobi Pro。RAWや選択転送、家庭LAN接続対応。容量無制限のクラウド1年分無料発売イベントには米国Eye-Fi Inc,CEOのMatt DiMaria氏が登壇。『今までにない最強のEyefiカード。米国では2週間前に発売しAmazonのSDカードカテゴリで1位に輝いた』とアピール。Mobi Proの進化点は柔軟なファイルタイプのサポートです。JPEGだけでなくRAW画像の転送が可能。また写真を選択転送する機能を備えます。これは例えばRAWとJPEGを同時に記録する使い方になど有効で、屋外ではJPEG画像だけをモバイル機器に転送して、自宅に戻ると家庭内LAN経由でRAW画像をPCに転送するといった使い方も可能です。またEyefi Mobi Proには容量無制限のEyefiクラウドが1年分付属します。このEyefiクラウドにはEyefi以外で転送した過去の写真や加工写真もアップロードできるようになりました。また​Eyefiクラウドにアップロードした写真を閲覧する『Eyefiクラウドスマートビュー』は、アップロードした写真を解析して「動物」「自然」「イベント」「食べ物」など10のカテゴリと80のサブカテゴリに分類し自動的にタグ付けするEyefi Smart Tag機能を備え、面倒なタグ付け作業の労力が大幅に軽減されるとしています(タグ機能は4月下旬に提供開始予定)。なおEyefiクラウドのAPIは公開されており、サードパーティ製のEyefi専用アドオンサービスを利用すればGoogleドライブやFlicker、FTPに写真を自動転送できます。Eyefiクラウドスマートビューで自動タグ付け機能「Eyefi Smart Tag」を試した様子。登壇した米Eye-Fi社CEOのMatt DiMaria氏は「インテリジェントなタグ付け機能を含む容量無制限のクラウドサービスを、すべてのEyefi Mobi Pro 32GBユーザーに提供する」と話しました。Eyefi Mobi Pro 32GBは3月27日(金)に国内発売。価格は税込9980円です。