テレビ東京の長寿旅番組『いい旅夢気分』が9月で一旦終了し、10月からリニューアルされて『にっぽん!いい旅』としてスタートした。これに伴い、番組を彩るナレーターも大和田伸也から陣内孝則へと交代したが、この陣内の評判がどうにも芳しくない。

『いい旅夢気分』は、1986年に放送が始まり、2007年には放送回数1000回を迎えたテレビ東京を代表する旅番組。大和田伸也は、1996年から同番組のナレーターを担当しており、落ち着いたトーンのナレーションで17年間番組を支えてきたが、今回の改変で後任に席を譲ることとなった。

(画像:『にっぽん!いい旅』公式サイト)
しかし、大和田の後任の陣内のナレーションは、妙に芝居がかったり、はしゃいだり、冗談を盛り込んだりと、前任者の大和田のナレーションに慣れた視聴者にとっては、いかにも目立ちすぎ。

陣内のハイテンションなナレーションはよほど評判が悪かったのか、2回目以降はかなり"抑え気味"になったものの、20日の「秋色の日本列島へ」と題する3時間スペシャル放送時の2ちゃんねる実況板には、

「陣内のナレーションが見る気うせる」
「あの陣内のがなった声を3時間も耐えられない」
「それにしても陣内が番組ぶち壊してくれてる」
「このウザいナレーション誰かと思ったら
陣内孝則かよ」
「陣内は好きだが、旅ナレには
予想通り合わないな。完全にキャステングミス」
「番組の邪魔をする斬新なナレーションだな陣内孝則」

と、酷評が殺到。スレッドには、

「前の大和田さんが良かったよな」
「大和田さんに戻してほしい」

と、大和田再登板論も散見される状況となっている。

とはいえ、まだまだ始まったばかり。むしろこのままハイテンションなナレーションで突っ走り、オリジナルカラーを打ち出して、視聴者を"慣れ"させられるかどうか...。

【参照リンク】
・にっぽん!いい旅