「マリオ・バロテッリは夢? いや、そうではない」。ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は4日、チャンピオンズリーグのゼニト・サンクトペテルブルク戦のためにサン・シーロを訪れた際、このように語った。同名誉会長は「ロビーニョ? 彼は出て行かないだろう」とも述べている。

マーケットについてはこの日、ミランの幹部であるバルバラ・ベルルスコーニ女史も、バロテッリ獲得を考えているかと質問されると、笑顔で「マーケットは1月にするもの」とコメントしている。

一方、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は『スカイ・スポーツ』で、“火消し”に動いている。

「マーケットに関して、準備済みのことはない。我々は32人いるんだ。4、5人が去らなければ、買うことは難しい。我々は状況を見ているよ。ミランから出ることを望む者がいるときもあるが、大半はここに残りたがっている。いずれにしても、レギュラー陣についてのことじゃない」

「ロビーニョ? 我々は彼をここに残すつもりだ。その上で、どうなるかを見よう。我々の未来を知っているのは神だけだ。我々がネイマールを獲得したい、獲得できるなど、誰も言っていない。私は、今の世界のサッカー界を見る限り、彼と(ステファン・)エル・シャーラウィが最強の20歳だと言っただけだ」