シュトゥットガルトに所属するU−23日本代表DF酒井高徳が、10日に行われたユーロ2012グループCのスペイン対イタリアの一戦を、アディダス ジャパン フットボールのツイッターとアディダス ジャパンのGoogle+で生講義。試合後には、Google+の「ハングアウト」機能を使って一般ユーザーからの質問に答えた。

 今回は、「アディダス フットボール大学」の企画の一環で、酒井がツイッターを使って試合を解説。「お気に入りの選手は(ダビド)シルバ。左利きで左しか使わないのに全然ボールを取られないのがうらやましい。アイデアのセンスがすごい」とお気に入りの選手を明かすなど、和やかな雰囲気で解説は進んだが、「あれでファウルを取られるとDFとしてはツラい」「(サイドバックのやり合いを見て)ここさっきから面白いくらいやり合っているんですよ」「スペインの右サイドが裏を狙われたり、良くない感じですね。でもサイドバックが後ろを取られるのはどうしようもない時があるんですよ。プレッシャーが甘いときとか。そこは分かってほしいです(笑)」など、DFならではの視点でのツイートも見られた。

 試合後には、お互いの顔を映像で見ながら話をすることができるGoogle+の「ハングアウト」機能を使って、一般ユーザーからの質問にも応答。「この試合のMVPは?」との問いには、イタリアのダニエレ・デ・ロッシの名前を挙げ、「スペインのリズムになりかけていた中、デ・ロッシのプレーはよく効いていたと思います」と同選手のプレーを称賛した。

 14日にはスペイン対アイルランドの一戦を、スペインで活躍するU−23日本代表FW指宿洋史が生講義をする予定となっている。