11日に行われたブンデスリーガ第21節のレヴァークーゼン戦で、鮮やかな決勝点をマークしたドルトムントの日本代表MF香川真司に対し、ドイツメディアがこぞって称賛を贈っている。

 ドイツ紙『ビルト』は、魔法の呪文として用いられる「アブラタカブラ」をもじり、「アブラ香川」と絶賛。ドルトムントで唯一の「1」(最高点1、最低点6)をつけ、4週連続5度目となるベストイレブンに選出した。

 また、同紙は「彼のファーストネームは『真の支配者』を意味するが、このリーグには彼のようにボールを支配できる選手はいない」とし、「シンジのゴールはワールドクラスだった」というユルゲン・クロップ監督のコメントも掲載している。

 ドイツ誌『キッカー』も、香川にチーム最高点となる「2」をつけてマン・オブ・ザ・マッチに選出。今節のMVPに輝いたシュトゥットガルトのオーストリア代表MFマルティン・ハルニクらとともに、ベストイレブンにも名を連ねている。

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