マイクロソフトが昨年発売した伝統的なクラムシェルタイプのノートPC、Surface Laptopの新モデルを発表しました。名称は Surface Laptop 2。

同時に発表されたSurface Pro 6と同様、プロセッサが最新の第8世代 Core i5/i7に変更されたものの、本体デザインやサイズ、ポート類は初代Surface Laptopから変わっていません。USB Type-Cも非搭載。なお、前モデルと比較し、約85%パフォーマンスが向上しているとのことです。

Surface Laptop 2の主な仕様は、13.5インチ 2256 x 1054(201ppi)PixelSenseディスプレイ、第8世代Core i5/i7プロセッサ。RAMは8GBまたは16GB、128GB/256GB/512GB/1TBストレージ。

ポート類はUSB 3.0(Type-A)、ミニディスプレイポート、3.5mmヘッドホン端子、Surface Connect端子で、残念ながらUSB Type-Cには対応しません。

その他、前面の720p HDカメラやWindows Hello顔認証サインインカメラ、Dolby Audio Premium対応Omnisonic スピーカーなども従来通り。バッテリー駆動時間も変わらず、ローカル動画再生で最大14.5時間のまま。

基本的にプロセッサの高速化が主な変更点ですが、キーボードの静音化、ディスプレイのコントラスト比向上など細かい改善も。それ以外では、RAM 4GBモデルがなくなり、8GBからのラインナップになりました。合わせて、OSもWindows 10(Sモード)からWindows 10 Homeになっています。

カラーバリエーションは、従来のグラファイトゴールドがなくなった代わりに、新色のブラックが追加されました。


日本国内での発売日は10月16日で、すでに予約受付が開始しています。価格は、RAM 8GB、Core i5、ストレージ128GBの最小構成で13万6944円(税込)から。

なお、ストレージ128GBが選べるのはプラチナのみで、他のブラック、バーガンディ、コバルトブルーでは256GBからのスタート。512GBが選べるのは16GB、Core i7を選択した場合のみですが、プラチナのみ1TBも選択可能です。

初代Surface Laptopも8GB、Core i5、128GBでは同じく13万6944円(税込)だったので、スペックアップかつ、Office Home & Business 2016がバンドルする分だけLaptop 2のほうがお得になっています。

ちなみに、Surface Goの際にも話題になったOfficeバンドルなし版は、今回も一般販売向けにはラインナップしていません。