先日、FCCとWi-Fi Allianceの認証を取得したPalmブランドのスマートフォン。Wi-Fiが2.4GHz帯のみの対応だったことから、エントリーモデルになるのではと予想していましたが、どうやら3.3インチディスプレイの小型端末になるようです。

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海外テックサイトのAndroid Policeによると、Palmの新スマートフォンはコードネーム「Pepito」。上記の外観とともに、3.3インチ 720pディスプレイを備え、SoCはSnapdragon 435、RAM3GB、ストレージ32GBといった仕様も伝えています。

iPhoneを縮小したかのような外観ですが、側面にボタンが1つしか見当たらないのが気になるところ。おそらく電源ボタンと考えられますが、ボリュームボタンは非搭載なのでしょうか?

もう一つ気になるのは、800mAhとされるバッテリー容量。小型とはいえ、極小4GスマートフォンのJelly Proでも950mAhだったので、それよりも少ない容量です。かなり薄い端末のようなので、バッテリースペースを確保できないのかもしれません。

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このPepitoは、年内に米Verizonから発売されるとのこと。他のキャリアや地域で販売されるのかは不明です。

小型端末と言えば、年内にはJelly Proの後継となる2.45インチタフネス端末 Unihertz Atomの出荷も始まる予定です。最近では5インチ程度なら小型と言われてしまう程、スマートフォンの大型化が進んでいますが、こういった小型端末が出てくるのはその反動なのかもしれません。