米Motorolaが日本でも販売しているmoto Z2 Playの後継機種、moto Z3 Playを発表しました。ブラジルでは即日販売開始で価格は2299レアル(約6万6000円)。米国では499ドル(約5万円)で今夏発売予定。なお、米国では、2000mAhの拡張バッテリを搭載するmoto modsがバンドルされるとのこと。

moto ZシリーズはMotorolaの中でもフラッグシップシリーズにあたりますが、その中でもmoto Z Playは若干仕様を落とした普及モデルとなります。名前の通りに3世代目の製品となりますが、従来どおり、本体カバータイプの拡張モジュールであるmoto modsに対応。このため、画面は縦長化、大型化しつつも、全体的なサイズはあまり変わっていません。
代わりに中身は進化しており、SoCにはSnapdragon 636を搭載。前モデルのSnapdragon 626と比べて処理速度が30%向上しているといいます。RAMは4GBでストレージは32GB/64GB。

外形サイズは変わっていないものの、ディスプレイは6.01インチ(2160x1080)に大型化。従来ディスプレイ下にあった指紋センサは本体側面に移動しています。

従来のMotorolaのスマートフォンではほぼ素の状態のAndroidを搭載していましたが、moto Z3 Playでは若干カスタマイズが入っており、ワンボタンのナビゲーションバーを設定可能になっています。現在開発者プレビュー中のAndroid Pに近いですが、戻る操作は左スワイプになっており、よりシンプルになっています。

背面カメラは12MP f/1.7 + 5MPのデュアル仕様に。5MP側はポートレートモード時にボケ味を出すために使われます。



その他の仕様としては、バッテリー容量は3000mAh。先に書いた2000mAhのmoto modsを併用すると、約40時間の利用が可能とのこと。

サイズは76.5 x 156.5 x 6.75 mmで重さは156g。防水性能はナノコーティングを用いたSplash-resistantとのこと。防水までの性能はないものの、軽く水がかかる程度なら問題ないようです(生活防水程度)。

なお、残念ながら3.5mmヘッドホンジャックはありません。

今回は海外発表ですが、moto Zシリーズは日本でもmoto Z Play、Z2 Playとリリースされているので、Z3 Playの発売も期待できそうです。