NTTドコモは、新たなAIエージェント「my daiz」(マイデイズ)を発表しました。「しゃべってコンシェル」を置き換え、5月30日に提供を開始します。

●能動的&親しみやすいAIエージェント

「my daiz」は、言うなれば「Siri」や「Google Assistant」のドコモ版とも言えるサービス。ユーザーの行動や状況を学習し、ユーザーの行動を先読みした情報やサービスの提供をうたいます。

具体的には、ユーザーの通勤・通学時刻などを学習し『帰宅する頃には傘が必要になります』と待受画面で通知したり、電車の運行状況に合わせてアラーム時刻を自動的に早めることが可能。同様のAIアシスタントである「Siri」や「Google Assistant」と比較して、より能動的にユーザーに関与する点も特徴です。

UIは会話形のチャットベースで、フレンドリーな自然会話も売り。そのほか、パートナー企業と連携し、飲食店の検索やタクシーの予約などにも対応します。

利用料金は、天気・交通・アラーム・グルメ・お出かけ情報に関する基本コンテンツは無料。天候や交通情報に合わせたアラーム時刻調整や、帰宅時間に合わせた傘のリマインドといった先読み機能の利用には、月額100円の利用料金が必要です。

●「ひつじのしつじくん」復活も可能

「my daiz」の提供開始にともない、「しゃべってコンシェル」は旧機種をのぞき提供を終了。ドコモのAndroidスマートフォンではおなじみの「ひつじのしつじくん」も、電源コンセントをイメージした新キャラクター「マイデイズ」に置き換わります。なお設定をいじることで、ホーム画面を動く回る「ひつじのしつじくん」を復活させることもできます。