ヨドバシカメラが、Core m3版Surface Pro 4の特別仕様機『DQR-00009』を販売中です。価格はPro 4としては格安な8万6180円(税込)。同機はPro 4の個人向けCore m3モデル(RAM 4GB/128GB SSD)からSurfaceペンを省略した仕様。もちろんOffice Premium付きです。

そのお買い得度からか、Webでは「お一人様一点限り」の扱い。店頭でも「期間限定」となっています。

通常モデルのPro 4で実施されているタイプカバープレゼントと学生優待キャッシュバックキャンペーンは適用外ですが、Pro 4用タイプカバーとSurfaceペンを付属しても11万770円と、通常モデルより1万円ほどお買い得。学生優待の場合でもほぼ同額です。もし「他のキーボードなどがあるためタイプカバーは不必要」という場合であれば、さらにお買い得度が高くなります。

DQR-00009の主な仕様としては、ディスプレイはPro 4シリーズ共通となる、解像度2736×1824の12.3インチ液晶パネルを採用。本体サイズは横長状態で292.1×201.4×8.4mm(幅×高さ×厚さ)、本体重量767gと、高性能版のWindows 10タブレットとしては現在でも高解像度で薄く、軽量なモデルに属します。

CPUはCore m3(動作クロック非公開)、メインメモリは4GB、ストレージは128GBのSSD。現状ではとくにメインメモリが若干少なめですが、このクラスのタブレットとしては水準以上の性能を持ちます。バッテリー駆動時間は公称で9時間。実働時間も通常モデルで定評を得ています。

さて、通常のCore m3モデルの価格は12万1824円(税込)。これはSurfaceペンと(プレゼントキャンペーンで)タイプカバーが付属する価格ですが、ヨドバシでこれらを追加購入した場合でも、上述のように1万円ほど安価となる計算です。

Surface Pro 4の日本発売は2015年11月と、約1年が経過しており、また次世代となるPro 5(仮)のウワサも聞こえてきた状態(下記記事を参照ください)ですが、現在でもライバル的製品に比べて画面解像度や総合性能の高さから人気の高いモデルです。

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また、Amazon.co.jpなどでもセールが開催されていますが、上位となるSurface Bookはともかく、Pro 4のお買い得度は決して高くはありません(下記記事を参照ください)。そうした中で最廉価モデルベースとはいえ、8万円台で購入できる本モデルのお買い得度が光ります。

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冒頭でも紹介したように、手持ちのPro 3/4用タイプカバーがある場合や、他のキーボードが用意できる(最初からタイプカバーを必要としない)方などにはとくにおすすめできる構成です。