あなたのWindows パソコン、「まだ使えているからいいや」と、言ってはいられない事態となっている。

なんと、Windows 8のサポート期間がもうすぐ終了するのだ。

●Windows 8利用のパソコンは早急なアップデートを
Windows 8は、2012年10月(一般販売)にスタートしたパソコン用OSだ。
2012年10月と言えば、いまより3年半前。まだまだ、現役でバリバリ使えるパソコンだ。

そのWindows 8が終了しようとしている。
正確には、Windows 8向けセキュリティサポート期間が、日本時間1月13日(米国時間:1月12日)に終了してしまうのだ。
1月13日以後は、セキュリティパッチの対象外となるので、まんがいち重大なセキュリティホールが見つかったとしても、修正されずに、そのままになってしまうのだ。

えー、では、どうすればいいのか。
答えは簡単だ。早急にアップデートをすればいいのだ。

●基本は、Windows 8.1へのアップデートをするべし
Windows 8が一般販売されてから1年後の2013年10月に、「Windows 8.1」が配信されている。
Windows 8のパソコンであれば、サービスパック扱いのため無償で「Windows 8.1」にアップデートできる。

この「Windows 8.1」へアップデートすることで、2023年までサポート対象となるのだ。
したがって、現在Windows 8のユーザーも慌てずに、まず8.1へアップデートしておくべきだ。

ちなみに、WindowsのOSサポート期間は以下となる。
・Windows XP(SP3) → 2014年4月8日(終了済み)
・Windows Vista(SP2) → 2017年4月11日
・Windows 7(SP1) → 2020年1月14日
・Windows 8 → 2023年1月10日(※Windows 8.1へアップデートしたパソコンのみ)
・Windows 10 → 2025年10月14日

※OS名称後のSPは、サービスパックの略です
となっている。

今回、サポートが終了する「Windows 8」の後は、「Windows Vista」が来年4月に終了する。
Vistaは、Windows 7や8,1のようにWindows 10へアップデートできない。
もし、Vistaのパソコンを持っていたら、買い替えする必要がある。

●Windowsのバージョン確認方法
・何らかの事情で、パソコンを初期化した
・中古で購入した
・購入したが、アップデートした記憶がない
場合は、「Windows 8」のままである可能性がある。

確認方法は、
1.Windowsキーを押しながら「R」キーを押す
2.出てきた検索窓に「winver」と入力
3.ロゴのしたに文字でWindowsのバージョンが表示される

ここが、Windows 8.1ではなく、Windows 8と書いてあった場合は、即座にアップデートしておこう。

Windows ライフサイクルのファクト シート
Windows のバージョン確認方法


布施 繁樹