いまから29年前、1992年7月30日。24歳の古賀稔彦は、左ヒザに大ケガを負ったままバルセロナ五輪に出場する。とても試合ができる体調ではなかった。 古賀塾に掲げられた「塾五訓」。古賀稔彦は、背負い投げを武器に五輪で金メダルを獲得するなど柔道界で一時代を築いた。(2005年撮影/真崎貴夫)本来なら、ドクターストップ