今月12日に開催された競馬・G1レース、ヴィクトリアマイルにおいて、所有馬ヴィルシーナが初のG1制覇を成し遂げた元シアトルマリナーズ・佐々木主浩。TBS「ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(25日放送分)に出演した佐々木は、G1レースで手にした賞金の額から、メジャーリーグ時代の驚くべきエピソードまで大いに語った。

先のG1レースを振り返って、「日曜日にレースが終わって、次の日の朝10時には賞金が入ってます。(馬主は)大体(賞金の)80%弱」と明かした佐々木。その額は、なんと9000万(馬主は7200万)にもなるという。

本題に入ると、「メジャーリーグの選手は、試合中ベンチ裏で・・・」というアナウンスに続き、「ビールを飲んでます」とキッパリ。その選手を「チームメイトで、ブレット・ブーン。彼は(お酒に)強いですね」を明かし、他の番組ゲストから「チームは怒らない?」と訊かれるも、「怒らないです。仕事すれば。一度(マイク)キャメロンっていう選手が真似したんですよ。あまりに打てなくて、ブーンが打つから。そしたら、酔っ払ってました」と笑った。

また、野球ファンとしても知られる番組MC名倉潤から、「他にも驚いたことは?」と訊かれると、佐々木は「筋肉増強剤ですか。僕らの時は大丈夫だったんで、サウナ室で打ってるのを見た。(注射器を)ケツに。僕の友達のピッチャーは、大体15キロくらい球が速くなりました」と告白、その他にも、「(暗黙の)ルールがあって、例えばサインを盗んだりとか、点数が離れている時に盗塁したりとか。そういう事をやると、(その選手の打席で)ぶつけられます」と話した。

さらに、故意のデッドボールには「サインもあるんです」という衝撃の事実を口にした佐々木。バナナマン・日村勇紀から「佐々木さんも、そのサインを出されたことがある?」と訊かれるや、「僕はなかったんです」と言いながらも、「(サインは)ちょっとここでは出来ないんですけど、よく怒った時に外国人の方がやるじゃないですか。アレが出ます。断れないです。でも、怖いですよ」と振り返った。

そして、「(日本では)昔はありました」と切り出した佐々木は、「ぶつけなかったら、二軍に落とされたりとか。(自身も)1回だけやりました。サイン出てぶつけました。ケガしちゃいけないんで、僕の場合は背中にきっちりと」と語っている。