Googleは8月4日(現地時間)、12月までにGoogle Play MusicをYouTube Musicに置き換えると発表。あわせて移行スケジュールも明らかにしました。これまでもGoogle Play Musicの年内終了については言及されていましたが、移行スケジュールが示されたのは今回が初めてとなります。

Googleによると、10月にすべてのグローバル市場でGoogle Play Musicはサービスを終了し、アプリやウェブ上からのストリーミング再生が出来なくなります。ただし、プレイリストや購入、アップロードした楽曲などは、12月までデータが保持されます。

5月にはYouTube Musicへの移行ツールが公開されていますが、12月以降はGoogle Play Musicのライブラリにアクセスできなくなり、移行ツールも使えなくなります。それまでにYouTube Musicへデータを移行するか、ローカルにダウンロードしておく必要があります。

Google Play Music年内終了へ。資産はYouTube Musicへ一括転送可能に

また、8月下旬にはGoogle Playストアでの楽曲購入ができなくなります。いまのところ、YouTube Musicは楽曲購入に対応していないため、Google自身のサービスから購入手段がなくなるわけです。なお、他のサービスで購入した楽曲をYouTube Musicにアップロードは可能です。

Google Play Musicを使い続けたいと考えていた人にとっては、残念な発表となりますが、これまでの音楽ライブラリを失う前に、忘れずに移行あるいはダウンロードを行いましょう。詳細な手順は、YouTube Musicのヘルプページで解説されています。

source: YouTube Official Blog