現地時間15日、映画『キングスマン』シリーズの最新作『ザ・キングズ・マン(原題) / The King’s Man』の海外版ティザー予告編が、米20世紀フォックスの公式YouTubeチャンネルで公開された。

 『キングスマン』シリーズの前日譚として、1900年代初期から第1次世界大戦にかけて、スパイ組織「キングスマン」がいかにして誕生したのかを描く本作。歴史上最も凶悪な暴君や犯罪首謀者などが企てる大量虐殺を阻止するため、一人の男が立ち上がる。

 映像では、激しさを増す戦場と貴族階級の人々が映し出されるなか、レイフ・ファインズふんするデューク・オブ・オックスフォードが、「真の力は、戦場に駆け出して見つかるのではない。真の敵が誰かを知り、どう倒すかを理解することの中にある」などと語る。映像のラストには、シリーズでお馴染みの高級テーラーも登場している。

 メガホンを取ったのは、シリーズ2作を手掛けたマシュー・ヴォーン監督。キャストにはレイフほか、テレビドラマ「TRUST」のハリス・ディキンソン、『007/慰めの報酬』のジェマ・アータートン、『ノッティングヒルの恋人』のリス・エヴァンス、『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュール、『キック・アス』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『キャプテン・マーベル』のジャイモン・フンスー、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のマシュー・グードらが名を連ねる。2020年2月14日全米公開予定。(編集部・倉本拓弥)