北海道のローカルテレビ局HTBの番組でありながら、今や全国でも知らない人がいないほどの人気になった『水曜どうでしょう』。番組が終了し、不定期放送になった現在でもずっと再放送されているほどです。さてこの『水曜どうでしょう』には、さまざまな名言・名ぜりふが登場します。

今回は、どうでしょう好きの読者に「好きな『水曜どうでしょう』の名言や名ぜりふ」を聞いてみました。

■有名なものからマイナーチョイスまでどうでしょうの名ぜりふたち

まず561人の読者に、『水曜どうでしょう』の中で「これは名言・名ぜりふだ!」というものがあるか聞いてみたところ56人から回答がありました。この回答の中からピックアップしてご紹介します。

●「僕は一生どうでしょうします」大泉洋
・映画とかで主演やっちゃったり、連ドラの主役やっちゃったりしていても、まだどうでしょうをやってくれるから。あのときはただ笑って見てたけど、今振り返ると名ぜりふ。(33歳女性/不動産/事務系専門職)

これは「東北2泊3日生き地獄ツアー」での大泉洋さんの言葉です。当時20代だった大泉さんも40代になりましたが、これからも続けてほしいですよね。

●「腹を割って話そう」藤村ディレクター
・打ち上げ後に酔っ払った藤村ディレクターが言った言葉です。演者とディレクターの関係性が出ていて面白い。(53歳男性/金融・証券/専門職)

これも「東北2泊3日生き地獄ツアー」で登場したせりふです。非常にインパクトのあるせりふでしたよね(笑)。

●「人間の夢の跡だな」大泉洋
・大泉さんの深いような浅いような、いい加減な感じが良いと思います。(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)

これは「オーストラリア大陸縦断3,700キロ」での大泉さんの言葉。オパールの発掘跡を見て言った名言ですが、何度も鈴井さんの咳で邪魔されました(笑)。

●「寝れないんだよ バスでもう寝れないんだよオレたち」大泉洋
・深夜バスの旅の過酷さを如実に表している一言だから。(35歳女性/ソフトウェア/技術職)

伝説の「壇ノ浦レポート」ですね(笑)。藤村ディレクターもうなされるほどの過酷さだったそうです。

●「小林製薬の糸ようじ」大泉洋
・物まねのチョイスが絶妙なのと、藤村ディレクターの爆笑ぶりが面白い。(35歳女性/医療・福祉/専門職)

「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇〜完結編〜」で、大泉洋さんが渡辺篤史さんの物まねを披露した際の言葉。渡辺篤史さんは糸ようじのCMをやったことはなかったのですが、その後本当にCMを担当されることになりました。

●「パイ食わねえか」大泉洋
・真夜中に腹を抱えて笑ったから。(31歳女性/医療・福祉/専門職)

「シェフ大泉 夏野菜スペシャル」で、パイ生地を台無しにされた大泉さんが言った言葉です。脅迫気味でホラーチックだったのがなお面白かったですね。

●「どうぞお命をお奪いになるようなことはございませぬよう」大泉洋
・深夜の寺巡りでの一言で、実際深夜に不気味な所ではそのような心境になるので共感できた。(31歳男性/食品・飲料/技術職)

「四国八十八ヶ所完全巡拝3」で焼山寺に向かう山道で出た言葉ですね。ガソリンスタンドの決断からマイケル・ジャクソンを経てのあの流れは最高でした(笑)。

●「俺の隣なんかデブだぞ」大泉洋

「一致団結! リヤカーで喜界島一周」にて、狭いテントの中で4人一緒に寝る際に出た言葉。大泉さんの隣がふくよかな藤村ディレクターだったことでの発言です。「今日はけんかはしない」というのは守れませんでした。

●「お母さん僕は今北極圏にいます」大泉洋
・ものすごく記憶に残ってる言葉です。(22歳男性/学生/その他)

「ヨーロッパ・リベンジ」で、北欧の変わらない大自然の風景に「おみまい」されてしまった大泉さんが叫んだのがこの言葉。「帰してくれ〜」も印象的でした。

●「ドイツで我々は今から この道ばたでテントを張るって言ってるんだ」藤村ディレクター
・海外旅行の1日目の宿が、道端でのテントなんてあり得ない。(48歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)

こちらも「ヨーロッパ・リベンジ」に登場した言葉。1日目の宿泊がまさかの野宿になり、藤村ディレクターがこう言いました。「ここをキャンプ地とする」も有名ですが、こちらの言葉も面白いですよね。

「『水曜どうでしょう』が好き」という読者に聞いた「どうでしょうの名言・名せりふ」をまとめてみました。どうでしょうが好きな人は、そのシーンが思い浮かぶのではないでしょうか?

見たことがない人も、機会があれば見てみてください。ハマる可能性大ですよ?

※マイナビウーマン調べ。(2014年12月にWebアンケート。有効回答数561件。20歳〜77歳の社会人男女)

(中田ボンベ@dcp)