[画像] 代表復帰の長谷部、理想のアンカーは「守備力があるX・アロンソ」

 キリンチャレンジカップ2014が14日に行われ、日本代表とホンジュラス代表が対戦。吉田麻也と本田圭佑、遠藤保仁の得点で3−0とリードして前半を終えた日本は、後半にも乾貴士の2得点と豊田陽平の得点が生まれ、6−0と大勝した。乾と豊田は代表初得点だった。

 同試合で先発出場したフランクフルト所属の長谷部誠が勝利を振り返った。

 完封勝利に貢献した長谷部は、「相手の攻撃のクオリティはそこまで高くなかったので、崩される場面はあまりなかったですけど、例えばブラジルなんかと対戦したら全然違うゲームになってると思う」と10月に対戦し大敗したブラジル戦をあげ、「強い相手には戦い方を変えるじゃないですけど、臨機応変にやってかないといけない」と、今後の課題について言及している。

 この試合でアンカーのポジションに入ったことについては「ミスをしたら命取りになるポジションなので、あまり難しいプレーをせず、どちらかというと、簡単なプレーを心がけました。言ったら90%超えるようなパス成功率とかでやらないといけないポジションだと思います」と、リスクを考えながら慎重にプレーしたことを明かした。

 続けて、所属クラブで8日に対戦した強豪を例に挙げ、「バイエルンなんかもそうですけど、現代サッカーでアンカーの選手は、攻守において非常に重要だと思います。あまりアンカーのイメージが湧かなかったので、試合前にシャビ・アロンソのプレー集とかを見ました。X・アロンソとかアンドレア・ピルロとかみたいにゲームを組み立てられて、なおかつ彼ら以上に守備力のある選手が理想だと思います」と自身の理想のアンカー像を語っている。