鉛筆・ボールペン・クリップ・輪ゴム・セロハンテープというオフィスにあるようなありふれた道具を使って映画に登場するような武器を作る方法がムービーなどで公開されており、楽しそうだったので編集部でも実際に作ってみたら、予想以上の威力でした。

How to Make Office Supplies Crossbow - YouTube

今回作っていくのはクロスボウ。一般生活の中で見かけることはまずないアイテムです。



さっそく作り方に入ります。まずは2本の鉛筆を束ねて太めの輪ゴムで両端を縛ります。



同様にもう2本の別の鉛筆をしばり、こっちはお尻の方をセロハンテープで固定。



2つの鉛筆束をぐるぐるっと輪ゴムでくっつけます。



続いて用意するのはボールペン。



キャップ部分の先をハサミでカットし……



筒状にします。



これを鉛筆のクロス部分にくっつければ、矢が通り抜けていくパーツができるというわけです。



鉛筆の間に挟んだ輪ゴムを後ろから引くと、クロスボウの本体が完成に近づいてきました。



本体後方にクリップをつけ、筒の中に矢に見立てたボールペンの芯を通せば完成。輪ゴムをクリップにひっかけ、クリップを解放すると矢が飛び出る仕組みです。



矢が詰まってうまく発射できない時は……



鉛筆のクリップ前部分にセロハンテープを巻けばOK。



ということで実際に作ってみました。必要なのは鉛筆4本、太めの輪ゴム、ボールペン1本、セロハンテープ、クリップ。鉛筆がなかったかわりに色鉛筆があったので、今回は色鉛筆で作ってみます。



ムービーの方法通りに作業したところ、5分たらずでクロスボウの完成。本当にあっという間です。



手に持ってみるとこんな感じ。



iPhone 5と比べるとこれくらいの大きさです。



ついでにAmazonの段ボール箱で即席の的を作り、CEOに持ってもらいました。



先ほど作ったクロスボウを的に向かって掲げて発射!



……したのですが、ムービーにあった通り、うまく矢が飛んでくれません。



鉛筆と鉛筆の間のみぞにボールペンの芯が落ちてしまい、輪ゴムがうまく当たらないことが原因なので、ムービーに従ってセロテープを巻き巻き。



的を目がけて……



矢を打ってみたのですが、今度は威力が足らずに机に矢がぺそっと落ちてしまいました。



何が原因なのだ?と見てみたところ、輪ゴムを離す際にクリップが浮いてしまい、ボールペンの芯の上方をかすめていっている様子。



ということで、クリップ前方に厚紙を重ねたものを巻き、芯が置かれる高さを調整しつつ、クリップが浮かないよう輪ゴムでさらにクリップを固定します。



これで大丈夫なはず……ということで実際にクロスボウを使っている様子は以下のムービーから確認可能です。

仕事中に作った武器を使ってみた - YouTube

やや右上に向かって飛んだボールペンの芯が的に命中。Amazonのダンボールを使っているのでそれなりに厚さはあるはずなのですが、矢はしっかりと刺さっています。輪ゴムの威力はかなりのものなので、遊ぶ際は人に向けないように注意しましょう。



なお、弓の部分にボールペンを使わず、鉛筆とタコ糸を使ってクロスボウを作る方法も公開されています。

Office Supply Crossbow!

http://www.instructables.com/id/How-To-1-How-To-Make-an-Office-Supply-Crossbow/