「車はないと困るけど、消費税だけでなくガソリン代も高くなっていく……」と家計の見直しを迫られるという人も多い。そこでこの秋、思い切って最新の“燃費のよい車”に買い換えてみてはいかが?長い目で見ればきっと後悔しないはず。

今、各メーカーは“燃費よし!使い勝手よし!デザインよし!”の『家計にやさしい車』にも力を入れているという。そんな最新車の中から、おススメの4車種をモータージャーナリストの竹岡圭さんが解説してくれた。

スズキ「ハスラー」・軽自動車】
「“遊び心”満載の外観に仕上がっています。まさに個性的で注目度も高いですね。シートアレンジも優秀で、後席をワンアクションで倒せます。荷室は広々。その床面はプラスチックでできているのでサーフボード、キャンプ用品、ガーデニング用品など気兼ねなく積み込めますね」

ダイハツ「タント カスタム」・軽自動車】
「“べた踏み坂”のCMが定着しましたが、実際に走りもゆとりたっぷりです。とくにターボモデルはアクセルを大きく踏み込まなくても、少しぐらいの坂道ならグングン登ってくれますね。このパワフルなエンジンのおかげで、無駄なアクセルの踏み込みも少なくなり、結果的には、燃費までもよくなると思います」

【トヨタ「ヴォクシー ハイブリッド」・ミニバン】
「クラス初となる本格的なハイブリッドモデルを導入。予算的にもハイブリッドで300万円を切るという価格設定で、子育て世代にも購入しやすい価格帯がニクいですね。これはライバルの日産・セレナ、ホンダ・ステップワゴンを一歩リードする点でしょう。カタログ燃費23.8km/lは文句なしにクラストップ。また、随所に家族向けのアイデアが用意されています」

マツダ「デミオ」・コンパクトハッチ】
「やっぱり注目はクリーンディーゼルエンジンです。1リッターあたり、レギュラーガソリンより約20円安い軽油を使用、予想カタログ燃費も26km/lオーバーです。価格も180万円台と予想されていますので、大人気のアクアやフィット・ハイブリッドの強力なライバルとなりますね。低速から力強く加速してくれるので、ディーゼル車でよく言われる“かったるい感じ”はまずありません」

車の買い換えを考えているあなたなら、どれを選ぶ?