[画像] 動画じゃないと伝わらないことがあるー製品価値を正確に伝える動画の力

まず、こちらの4つの製品画像をご覧ください。
既存の絵本やジーンズとどのように異なるか分かりますか。

続いてのこちらの製品はどのような用途で使う製品でしょうか。

静止画像では、せっかくの新しい製品もその良さが伝わらないまま、消費者に見過ごされてしまいそうです。それでは、これらの製品を動画で見てみると商品に対する印象はどのように変わるのでしょうか。

動画だから表現できる光と影の繊細な動き

日本人アーティストによって作られた『MOTION SILHOUETTE(モーション シルエット)』という絵本。

この絵本のサイト内の製品説明には、「光を動かすことで変幻自在な影のアニメーションを楽しむ事ができます」と書かれていますが、文字と写真だけでは影の動きなどを表現することはできません。そこで、サイトには動画が最も目立つ場所に設置されています。

動画を見れば、影の動きによって本の中身がアニメーション化され、光を操ることで影の形が変わる様子が見て取れ、「光と影」の魅力が盛り込まれた絵本であることがわかります。

動画だから納得できる製品の出来上がるまで

ダメージ加工が施されたこちらのジーンズ。実は動物園の動物がつくった世界に一つだけの「ZOO JEANS」です。

動物たちが普段遊ぶタイヤやボールなどの遊具に、デニム生地を巻いて遊ばせることで、ダメージの入った生地を生み出しました。動画を見ると、動物たちが自然に遊んでいる中でジーンズ生地が出来上がった様子がわかります。

動物が自ら爪痕や傷跡によるダメージを楽しみながらデザインしているかのような様子から、製品に対してのインパクトと信頼性が高まります。

このジーンズはオークションで1本何と15万もの高値がつきました。この売上金は動物園とWWF(世界自然保護基金)に寄付される予定。この企画の面白さもさることながら、動画で製品の制作工程が見られたことも、この好結果の一要因として挙げられるでしょう。

動画だから伝わる利用シーンの臨場感

アイスランドで誕生した新製品「Float」。

忙しい日常を過ごす人々の間で話題となり、現在一部売り切れ中のこの製品。一見すると柔らかい素材のヘルメットのようにも見えますが、一体どのように使われる製品なのでしょうか。

動画を見ると開始3秒程でこの製品の用途が直感的に理解できます。

さらに動画であることで、水のゆらぎ、使用時の臨場感、ゆったりとした音楽が融合した「静かな新世界」というイメージを作り出すことが可能になります。

こうした視覚や聴覚に訴えかける動画で視聴者を引き込み、リラックスした状態を疑似体験させることによって、購買意欲を刺激しています。

動画だから目新しい製品の機能性もしっかりアピール

こちらの製品は実はハンガー。ドイツやラトビアを拠点とするデザイン事務所が開発したスタイリッシュなハンガー「Cliq」です。

従来のハンガーのようなフックがない本製品。これは、内蔵された磁石で金属製のポールなどにくっつけるという、今までにない画期的な製品なのです。このようなスタイリッシュな製品は、その見た目の斬新さのみならずきちんと製品品質や機能性もアピールすることが大切です。動画によって、「カチッ」という効果音とともにハンガーが実際にくっつく様子から優れた製品であることを実感してもらうことが出来ます。

さらに、スライドさせるときの滑らかな動きや、磁石の反発作用によってハンガー同士の間隔が均等になり、人の手で調整しなくても一定の幅でハンガーが綺麗に並ぶという機能性も、言葉で説明しなくても理解することができます。

まとめ:製品価値を正確に直感的に伝える動画の力

実際に4製品を動画で見た時と、初めの静止画を見た時とではだいぶ製品イメージが変わったのではないでしょうか?
「その製品は既存の製品と何が違うのか」「何が優れているのか」それを正確に、かつ直感的に伝えられるのが動画です。

動画を使えば、静止画像を見ただけでは伝わらない製品の特徴、開発の背景、使い方などを正確に理解させることができ、製品に対する気持ちを変化させることも可能です。

今回紹介した製品はどれも、「一味違ったアイデア製品」であり、今までにない価値を生み出している製品です。その新規性や魅力を伝えきれないまま、市場に埋もれさせないためにも、正しい形で製品価値をアピールできる動画の力を活用してみてはいかがでしょうか。