現時点(4月5日)での、それぞれの選手のクラブでの起用されているポジションを考えた場合には、下記のような布陣がピッタリと当て嵌る。長友だけは、所属クラブが3バック主体でやっているのであれだが、後は今野をCBかボランチか、という事ぐらいで、この布陣が7割から8割ぐらい一致する。ちなみに、2番目の布陣は、長谷部、内田、吉田、という、現在まだ怪我から復帰していない選手たちを入れ替えてみた布陣だが、それでもやはり、7割から8割ぐらい一致する、という事は変わらない。従って、個人的には、それだけでも、ザックジャパンはこの布陣にした方が良いのではないか、と思っているのだが、その他にもいくつか理由がある。
FW 岡崎慎司
MF 香川真司 本田圭佑
MF 遠藤保仁 細貝萌 長谷部誠
DF 長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK 川島永嗣
FW 岡崎慎司
MF 香川真司 本田圭佑
MF 遠藤保仁 細貝萌 山口螢
DF 長友佑都 今野泰幸 森重真人 酒井宏樹
GK 川島永嗣
(1) 横幅を4人では守れていない。
1つにはこれで、「4−2−3−1」、あるいは、守る時には「4−4−1−1」になるが、ザックジャパンの失点パターンの1つが、大きなサイドチェンジからである、という事があって、それは、「4−4」の2つのラインを縦にも横にもコンパクトにして守る、という方法をやっているので、相手のビルドアップをサイドに追い詰められた時は良いのだが、そこを抜けられて逆サイドへと展開されてしまった時には、そちらのSHもSBも中に絞っているので、そちらのサイドには大きなスペースを作ってしまうからで、クロスに対しての弾き返す力が弱い守備力においては、やはりここを改善させないと厳しくなってしまうと思う。
ザックのやる「3−4−3」が、ザックの思惑とは異なって(かどうかは確かではないが)、攻撃よりも守備が良くなる傾向にあるのは、実際には5バックになるからで、つまり、横幅を4人ではなく5人で守るようになるからで、そういう事もあるし、また結局「4−4−1−1」で守る場合でも、しっかり守ろうとする場合には、本田がボランチの位置まで下がって来たり、もしくは、本田がSHのように左右のどちらかのサイドへ行って守備をしたり、という事になっているから、そうであるならば、最初から「4ー5(3ボランチ)ー1」という形にした方が、よりリスクを少なくした守備ができるのではないだろうか、という事がある。
(2) 「4−2−3−1」でSHが得点源であると生まれるリスク。
2つにはこれで、左から右というパターンで岡崎が、というのがザックジャパンの一番の得点パターンではあるが、逆にそれが失点を生むパターンの1つにもなっていて、岡崎がゴール前へと入り込む、ボールを奪われて岡崎が空けた右サイドのスペースからカウンターを受ける、そこを止めようと右ボランチの長谷部あるいは右SBの内田が前へと守備に出る、そこで止められないと後ろが薄くなってやられる、という失点パターンが多い。ただ、サイドの選手がダイアゴナルに動いて中央へ、というのは得点を取るために必要であるから、ではどうすれば良いのかと言えば、やはりそのためには中盤の中央を逆三角形の形にする、という事がベターで、そうすればSHの選手が中央へ行ってもバランスが崩れ難くなる。
そして、それはそうするとしても、岡崎と本田の位置は逆の方が良いのではないか(逆でも良いのではないか)、という事については、冒頭に書いた、所属クラブでの起用されているポジション、という事を考えて、基本的には、岡崎が1トップ、本田が右SH、という事にしておいた。但し、そこは相手や状況によるかなと思っていて、本田が右からトップ下の位置に入って岡崎にスルーパスを出すパターンが良いのか、本田が前で起点となって岡崎が追い越して行くパターンが良いのか、あるいは、相手の左SBに本田が対応できていなかった時に岡崎と入れ替えるとか、そこはフレキシブルに考えてやれば良いのではないかと思う。
FW 岡崎慎司
MF 香川真司 本田圭佑
MF 遠藤保仁 細貝萌 長谷部誠
DF 長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK 川島永嗣
FW 岡崎慎司
MF 香川真司 本田圭佑
MF 遠藤保仁 細貝萌 山口螢
DF 長友佑都 今野泰幸 森重真人 酒井宏樹
GK 川島永嗣
(1) 横幅を4人では守れていない。
1つにはこれで、「4−2−3−1」、あるいは、守る時には「4−4−1−1」になるが、ザックジャパンの失点パターンの1つが、大きなサイドチェンジからである、という事があって、それは、「4−4」の2つのラインを縦にも横にもコンパクトにして守る、という方法をやっているので、相手のビルドアップをサイドに追い詰められた時は良いのだが、そこを抜けられて逆サイドへと展開されてしまった時には、そちらのSHもSBも中に絞っているので、そちらのサイドには大きなスペースを作ってしまうからで、クロスに対しての弾き返す力が弱い守備力においては、やはりここを改善させないと厳しくなってしまうと思う。
ザックのやる「3−4−3」が、ザックの思惑とは異なって(かどうかは確かではないが)、攻撃よりも守備が良くなる傾向にあるのは、実際には5バックになるからで、つまり、横幅を4人ではなく5人で守るようになるからで、そういう事もあるし、また結局「4−4−1−1」で守る場合でも、しっかり守ろうとする場合には、本田がボランチの位置まで下がって来たり、もしくは、本田がSHのように左右のどちらかのサイドへ行って守備をしたり、という事になっているから、そうであるならば、最初から「4ー5(3ボランチ)ー1」という形にした方が、よりリスクを少なくした守備ができるのではないだろうか、という事がある。
(2) 「4−2−3−1」でSHが得点源であると生まれるリスク。
2つにはこれで、左から右というパターンで岡崎が、というのがザックジャパンの一番の得点パターンではあるが、逆にそれが失点を生むパターンの1つにもなっていて、岡崎がゴール前へと入り込む、ボールを奪われて岡崎が空けた右サイドのスペースからカウンターを受ける、そこを止めようと右ボランチの長谷部あるいは右SBの内田が前へと守備に出る、そこで止められないと後ろが薄くなってやられる、という失点パターンが多い。ただ、サイドの選手がダイアゴナルに動いて中央へ、というのは得点を取るために必要であるから、ではどうすれば良いのかと言えば、やはりそのためには中盤の中央を逆三角形の形にする、という事がベターで、そうすればSHの選手が中央へ行ってもバランスが崩れ難くなる。
そして、それはそうするとしても、岡崎と本田の位置は逆の方が良いのではないか(逆でも良いのではないか)、という事については、冒頭に書いた、所属クラブでの起用されているポジション、という事を考えて、基本的には、岡崎が1トップ、本田が右SH、という事にしておいた。但し、そこは相手や状況によるかなと思っていて、本田が右からトップ下の位置に入って岡崎にスルーパスを出すパターンが良いのか、本田が前で起点となって岡崎が追い越して行くパターンが良いのか、あるいは、相手の左SBに本田が対応できていなかった時に岡崎と入れ替えるとか、そこはフレキシブルに考えてやれば良いのではないかと思う。
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