アッシュ・ペー・フランス?場と間事業部は、10月31日〜11月4日、デザイン・アート・プロダクトが好きなすべての人に贈る新しいイベント「BAtoMA information」を表参道ヒルズのスペースオーで開催した。同社は先頃、バイヤー、プレスなどインテリアのプロを対象とする展示会「BAtoMA TRADESHOW」を開催したばかりだが、この「BAtoMA information」は、表参道ヒルズをメイン会場に、サテライト会場として新宿、丸の内、骨董通り、青参道、目黒、代官山までを巻き込み、街全体でインテリアを楽しむためのインテリアのインデックスと位置づけられている。会期中、様々な展示や街案内のインフォメーションを発信したほか、初来日の海外アーティストによるインスタレーションや、インテリアのプロによるトークショー、クリエイターによるワークショップなど、盛り沢山の内容であった。
写真は会場風景の一部。おしゃれなコーヒーでも販売しそうなスタンドは、なんと建設用足場専門店WOODPRO(広島県)のコーナー。同社は現在も足場用の杉板を販売しているが、古くなって廃棄される運命の板材を回収して、DIY用の古材や、机、シェルフ、リビングボードといった家具として販売しているという。
また、アムステルダムのアートユニット「ByBORRE」によるテキスタイルのインスタレーションや、スザンヌ・オクセナーによるデザインホテルプロジェクトの解説コーナーなど、国際スケールで先端情報が紹介された。