[画像] 東芝、容量1TBの厚さ7mm/2.5型HDDを製品化−11月サンプル出荷開始

株式会社東芝は、2.5型HDDの新製品として、薄型設計のモデルながら記憶容量1TBを実現した「MQ02ABF100」と記憶容量750GBの「MQ02ABF075」を製品化し、11月よりサンプル出荷を開始する。容量1TBは厚さ7mmのHDDとしては業界最大クラス。スリム化/軽量化が著しいノートPCなどの分野におけるニーズに対応する。

今回の新製品では、新設計のディスク2枚版専用薄型機構と薄型スピンドルモータを採用することで、厚さ7.5mmケースへ高面記録密度の磁気ディスク2枚を収納。「MQ01ABD100」など磁気ディスク2枚の従来モデルの高さは9.5mmで、2.5mmの薄型化が実現された。また、トラッキング性能を高めるために、同社のPC向け2.5型HDDとしては初めて、薄型専用のボイスコイルモータとピエゾ素子を組み合わせた2段アクチュエータを位置決め機構に採用している。回転数は5400rpmで、インターフェイスはSATA 3.0/ATA-8。本体サイズは69.85(幅)×7(高さ)×100(奥行)mmで、重量は最大99gとなっている。


「MQ02ABF100」

株式会社東芝 ストレージプロダクツ事業部
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2013/10/23