通勤中の必需品と言えば“スマホ”。でも、インターネットやメール、SNSなどに夢中になりすぎてうっかり降りる駅を乗り過ごしてしまった……という経験はありませんか?
英国の携帯電話会社O2とサムスン電子によると、毎年約2000万人もの人が、スマホを使用していたことが原因で電車やバスを乗り過ごしているという調査結果が判明。そしてこの問題は、イギリス国民の51%に影響を及ぼし、通勤者の15%が会議に遅刻するという結果を招いているのだとか。
これは、平均するとロンドン市民は1年に2回、降りるべき駅を乗り過ごしているという結果に……。詳しい調査内容をご紹介します。
■バス、電車、飛行機にまで乗り遅れることも……
通勤者の3%は、過去12か月間で20回以上も乗り過ごしていたことを告白。また、7人に1人は携帯電話を使用していたために、本来乗るべきバスに乗れず、さらに10人に1人は電車を逃し、20人に1人は飛行機を逃したという経験があるそう。
電車やバスを1本逃す程度なら何とかなることも多いですが、飛行機を逃してしまうとなるとかなりの大事。これが国際線だったとしたら一大事ですよね。よほどの“スマホ中毒者”かもしれません……。
現在、調査を行った2社は、スマホに夢中になりすぎて降りるべき駅を逃してしまう人に対して「私が降りる駅で教えてください」と書いた乗り過ごし防止用のステッカーまで販売しているそう。使用者は、そのステッカーに自分の降りる駅を書いておけば、もし乗り過ごしてしまいそうになっても、周りの乗客が教えてくれるというシステムなんだとか。
もはや周りの協力なしでは電車も降りられない……という人がいるという現状。スマホのおかげで便利にはなりましたが、あまりにもスマホに依存してしまうのは考え物ですね。皆さんも、スマホが原因による乗り過ごしや乗り遅れには、十分ご注意くださいね!
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【参考】
(ライター:きつたなお)