世の中は断捨離ブーム。

あれもこれも捨てて、スッキリ生活をすすめる記事があふれていますが、ちょっと待って。

「ポイポイ捨てられる性格じゃない!」「物を大事にする、という『リユース(再利用する)』や『リデュース(減らす)』の理念から外れるんじゃないの?」なんて考える人も多いのではないでしょうか? そこでオススメしたいのが「トランクルーム」を第二の押し入れとして活用する方法です。

■金額はどれぐらい?都内にあるか、郊外にあるか、便利なところにあるか、駐車場があるか、などなどによって金額は大きく変わります。

まずは自分の使いたい用途をしっかり把握して、それに合った大きさ、金額の場所を選びましょう。

目安は0.5畳で月々4,000円ぐらいから。

初期費用については、0円から月額の2、3ヶ月分程度のところが多いようです。

■屋内型、屋外型で使い分けるトランクルームは大きく「屋外型」と「屋内型」に分類されます。

屋外型はいわば丈夫な物置やコンテナのイメージ。

空調は屋内型に比べてしっかりしていないことが多いですが、価格が安かったり駐車場があったりすることが多いのが魅力です。

屋内型はビルのワンフロアをさまざまな大きさに区切って貸している、というイメージ。

空調設備を整えているところが多いので、湿気や温度管理も安心です。

またセキュリティーもしっかりしているところが多いです。

ただし、こうした屋内型はトランクルームは都心にあることが多いので、駐車場が完備されていないことも。

■何を預けるかで選びましょうトランクルームに預けたい物は人によりさまざまだと思います。

スタッドレスタイヤ、スキー、スノーボード、サーフボード、ゴルフ用品などのアウトドアのもの、スーツケースなどの家に置くにはかさ張りすぎるものは屋外型がいいかもしれません。

他にも、洋服を預けてウォークインクローゼットの代わりにしている人、下の子に回したいけど、まだ3年ほどは使わないから……と、ベビーカーや子供用の自転車、おもちゃなどを預ける人もいます。

また、ピアノやエレクトーン、その他楽器類を預かってくれるトランクルームもあるとか。

こちらは湿度調整などが必須なので、専用のところに預けた方がよさそうですね。

■その他、こんなところをチェック!●駐車場の有無荷物を運び入れるのに、車が使えるのとそうでないのとではずいぶん違いますよね。

●自宅や会社からの距離いくら料金が安くても、自宅や会社から何十分もかかってしまうようなところだと、出し入れが億劫になってしまいます。

●耐震や耐火構造はどうなっているか?このご時世ですから、特に耐震については興味がある方も多いのでは? 屋内型だと、ある程度整っているところが多いようです。

料金が安いのに越したことはないですが、これらもチェックした上で、より用途に合ったトランクルームを選びましょう。

■他にもこんな使い方自宅の押し入れ代わりに使ったり、会社の第二の倉庫代わりに使われたりすることが多いトランクルームですが、他にもアイデア次第でいろいろな使い方ができます。

●副業や趣味のフリーマーケット用の商品などの保管●自転車通勤の着替えや駐輪の場所として会社近くに確保●家に置いたら奥さんに怒られる、趣味のコレクションアイテムの保管(避難?)●海外出張や長期の旅行、引っ越しの一時保管場所としての利用●仲間同士や2世帯共同で借りて料金をシェアするなど、規約内でぜひいろいろな活用法を試してみてください。

個人的には、設置して終電を逃した時のホテル代わりにしたい! なんて思ってしまいましたが、こちらは規約違反になることが多いので、やめましょう。

そういう場合は「レンタルルーム」を活用する手もありますよ!(文・エスタイル)