フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2013年3月25日、「ザ・ビートル」のオープンモデル「ザ・ビートル・カブリオレ」を発売した。全国希望小売価格は、375万円。

時速50キロ毎時以下なら、いつでも開閉可能

エンジンには最高出力105馬力、最大トルク175ニュートンメートルを発揮する1.2リッターTSI(シングルターボ)、トランスミッションには7速DSGを取り入れた。これにより燃費は、17.6キロ毎リットル(JC08モード)を達成した。最大の特長であるソフトトップは6層構造。電動による完全自動ソフトトップなので、開閉時間は10秒程度となっており、時速50キロ毎時以下であれば走行中でも操作できる。

ベースモデル「ザ・ビートル」独特の柔らかなフォルムを残し、フロントグリルやサイドウインドー、左右のサイドスカートにクロームのアクセントモールを取り付けた。リヤスポイラーのほか、フロント部分には丸いLED付きバイキセノンヘッドライトを標準装着する。4人乗りシートは、すべてレザーシート。フロントシート(運転席/助手席)にはシートヒーターが付いている。横滑り防止装置のESPやABS(アンチロック・ブレーキ・システム)に加え、計4つのエアバッグを備える。