「台湾の人々は日本料理好き」ということで、ここ1〜2年にわたって日本の有名ラーメン屋が、次々と台湾へ進出。「店舗を構え人気を集めているが、今後うどん屋・そば屋の進出も計画されている」という。台湾メディアが伝えた。

 台湾のテレビ局・TVBSは放送やウェブニュースで、「一杯200台湾ドル(約540円)前後という、安くない値段にもかかわらず、日本のラーメンは大人気。5月に台北市内にオープンした日本ラーメンのチェーン店は今でも大人気で、1時間程度並ばなければ食べられない日もある。メンマや味付け卵など、付け合わせも好評。その影響か、日本の三大麺と言われているうどんとそばも、ラーメンに続き台湾進出を計画中だ」と報道。

 「世界に618店舗を持つ日本最大のうどん屋が、台湾に店舗建設を予定。台湾人は日本料理を簡単に受け入れる、台湾はもともと麺を食べる習慣があるので人気だろう、という予測の元、3年間で30店舗オープンを目指している」とのこと。また「そば屋大手チェーン店も、台北市内の東區に初店舗をオープン。日本では260円という安い値段でそばが食べられるが、98台湾ドルという同程度の値段設定。朝食メニューや立ち食いメニューなども楽しめる」としている。

 歯ごたえを重視し、濃い味付けで台湾の人々が好むという日本の麺メニュー。有名店オープン時には客の殺到が見込まれ、「日本の飲食店は着々と台湾進出を果たし、台湾ドルを稼ぐのに一生懸命だ」とTVBSニュースは、締めくくった。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)