第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の組み合わせが決定し、日本は中国、キューバと同組になった。日本テレビ「Going! Sports&News」(6日放送)では、第2回WBCで日本代表入りを果たした田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)、そして、前田健太(広島東洋カープ)に話を訊いている。

第1回大会では決勝を争ったキューバについて、「ピッチャーだから打者を見るんですけども、独特の打ち方、スイングスピードも速いですし、ステップもあまりしない打ち方で、その分、打席でのブレも少ないですから、球をしっかり捉えるでしょうし、スイングが速いから球を近くまで呼び寄せられて、ボールの見極めもできるっていうのがある」と評価した田中。

第2ラウンドへ進むと、宿敵・韓国と対戦する可能性が高まるが、第2回大会では、その韓国と対戦し、失点を喫している田中は、韓国についても言及。「個々の能力は韓国のほうが上だと思いますね」と切り出すと、「そこを日本は他の部分で補ってやっていくっていうのが日本の野球だと思うので」という見解を示した。

日本代表入りには、「まさか自分が、その舞台に立てると思ってなかったので、悔いのないように自分をしっかりと出していこうっていう感じでやっていて、世界一になれたのは嬉しかったですし、人生ではじめてシャンパンファイトをしました。喜びは忘れられない」と振り返った田中だが、同世代の前田は「悔しいっていうか、羨ましかったですね」と語る。

「僕自身、(第2回大会の2010年開幕前)1軍で全然活躍もできてなかったので」と話すと、「昔から憧れていた舞台なので、選ばれたい気持ちはすごい強かったので、今シーズンにかける意気込みもすごい強かったし、一つのモチベーションになった」と意気込んだ。