サッカー日本代表の川島永嗣選手が発起人の、世界に挑戦するアスリートを語学面でサポートする「Global Athlete Project(C)(グローバル・アスリート・プロジェクト)」が、6月13日で結成1周年を迎えた。

同プロジェクトでは、ロゼッタストーンが全面的にサポートしており、支援対象となるアスリートに、30種類の言語に対応する実用外国語トレーニングソフト「Rosetta Stone Version 4 TOTALe」を無償提供している。

今回は、このプロジェクトに参加しているアルペンスノーボードの戸崎啓貴選手、ロードレースの日隈優輔選手、同じく石上優大選手、トライアスロンの中西真知子選手に英語の学習方法について話を伺った。

―競技のトレーニングと英語学習、どのようにして両立していますか?日隈 僕はフランスや台湾、アメリカなどのチームに所属してプロとしてロードレースをやっていますが、2012年の2月からは、アメリカ・ロサンゼルスのチームに移籍しました。

英語圏ですから、英語を使わなければ競技はおろか、生活もできません。

勉強は、寝る前にベッドに寝転びながらタブレット端末でロゼッタストーンをやっています。

ゲーム感覚で気軽にできるのに、しっかり英語が上達するんですよ。

覚えたことを次の日に使うようにしているのも効果的なのかもしれません。

中西 ゲーム感覚で気軽にできるというのは私も同感! 楽しみながらできるから、三日坊主の私でも苦痛なく継続できます(笑)。

それに、ロゼッタストーンはレッスンを毎日続けてやると皆勤賞スタンプがもらえる。

これも継続するモチベーションになっていますね。

自分としては、競技のトレーニングプログラムに組み込んでしまって、練習が終わったら、必ず1時間ロゼッタストーンをやると決めているんです。

石上 僕も毎日、決まった時間にやっていますよ! ただ、勉強しているのは英語ではなく、フランス語です。

フランス語を勉強し始めたのは、フランスで1カ月間に渡って合宿をした時に、同年代のフランス人選手と話せるようになりたいと思ったのがきっかけです。

今、中学3年なので、昼間は学校に行って、帰ってきたらロードレースの練習をして、その後、学校の勉強と合わせてロゼッタストーンで勉強をしています。

戸崎 みんな、毎日やっているんですか? 僕は、2日に1回くらいのペース。

今はオフシーズンだけど案外忙しいんです。

午前中はトレーニングをし、午後からはスポンサー獲得のために企画書作成など事務的なことをやって、夕方からはジムと、時間がとられてしまうので、食事後の空いた時間などに必ずロゼッタストーンの時間を作るようにしています。

反対にシーズン中は意外と時間があるので、毎日やっていました。

雪山に長時間いられないため、午前中に雪山で練習した後、午後は、軽く体を動かす程度なんです。

夕方からは時間がたっぷりあるので、その時間を利用してロゼッタストーンをやっていました。

日隈 それから、僕は飛行機移動が多いので、待ち時間に空港のカフェでiPadを使ってレッスンすることも多いかな。

この間、喫茶店にいた時に学習していたら、発音チェックが入って、思わず「She is drinking water」と声を出してしまったんです。

そうしたら、目の前でコーヒーを飲んでいる女性が驚いた顔をしていました(笑)。

――みなさんが使っている教材、ロゼッタストーンの魅力はどんなところだと思いますか石上 ロゼッタストーンでは、「“Bonjour”は“こんにちは”の意味です」なんて教え方はしません。

“Bonjour(ボンジュール)”という言葉を日本語と組み合わせてではなく、それを使うシチュエーションと組み合わせて教えてくれます。