後半頭からあっすーが退くと、チームは中盤の要がいないという危機感を覚えたか、動きがグッとよくなります。後半13分には「何度もやっていたのに全然ブラジルが警戒してこない」ニアサイドへのCKを、永里が頭ですらして2点目。直後の後半16分には永里のシュートのこぼれ球に詰めて宮間たんが追加点奪取。いつもいつでもゴール前に詰めてくる宮間たんならではのナイスゴールでした。

これで今大会優勝も見えてきた日本。解説席でも「何点取ればいいんだっけ?」の確認を開始します。しかし、キリンチャレンジカップの優勝云々を意識したことがない実況、常にノンアルコールビールを引っ掛けている雰囲気の松木安太郎氏、台本があってもたどたどしい大竹七未さんと、頼りない面々が揃ったことで、何故か白熱の議論が展開されてしまうことに。

↓計算のできない放送席、特に何言ってんだかわからない大竹さんは、3-1の状況から優勝条件を巡って大混乱!
大竹:「欲を言えば、あと2点取れば優勝ってことですよね」(←もう違う)

実況:「4点差以上ということになると、あと3点ということになりますけれども」(←これも違う。ていうか、何点取らす気やねん)

大竹:「あと3点!」(←違います)

実況:「はい」(←違います)

大竹:「さ、3点か…」(←詐欺に引っ掛かる人の納得の仕方)

実況:「ただ選手たちはとにかく最後まで得点を取りに行くという話をしていました」(←あと3点必要だと思ってるから、すでに諦めてる)

実況:「失礼しました。私、先ほどあと2点と言いましたけれども、あと1点ですね。4-1で終われば総得点でアメリカを上回ります」(←スタッフに注意されてショボン)

大竹:「あ、そ、そうですよね…?」(←わかってない)

松木:「結局3点差あれば、アメリカが3点取ってますからね前回、ですからこのキリンチャレンジカップは同率優勝に、あと1点取ればなるってことですか」(←訳知り顔で整理したけど、同率優勝じゃない)

大竹:「あ、そう…?」(←わかってない)

実況:「総得点で上回るので、日本が逆転での優勝ということになります」(←合ってる)

大竹:「選手たちはそこもちゃんと頭に入れてプレーしているわけですからね」(←自分の頭には入ってない)

松木:「佐々木監督は、とにかくもうたくさん点を取るんだと」(←もうどうでもよくなって、とにかくいっぱい取れって言い出した)

大竹:「選手たちも、もし、あのー、これが本番の予選トーナメントだったらっていう部分で、あのー、想定をして、4点差以上で勝つっていうこと…」(←最初に戻った)

実況:「3点差以上です」(←頑張って訂正する)

大竹:「あ、3点差以上で勝つっていうことを意識してプレーしていますからね」(←きっとまだわかってない)

松木:「やっぱこの勝負は勝つか負けるか、勝つっていうことを前提に戦ってると思いますよ!」(←勝ちゃいいんだよ宣言)

大竹さん計算できなさすぎwwwwwwwwwwwwww

松木くん投げやりすぎwwwwwwwwwwwwwwww

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そんな放送席の声が届いたか、日本は後半44分に菅澤のゴールで待望の4点目。見事にキリンチャレンジカップ優勝の条件を満たしたのです。「仮にアメリカ・ブラジル・日本の3ヶ国グループリーグでも1位になれる」という結果は、自信となることでしょう。しかし、ブラジル代表もあまりの惨敗に試合後不機嫌となるなど、次戦での巻き返しは必至。過信とならない程度にこの試合を受け止め、本番へのいい準備をしてほしいものですね。

↓ちなみに、試合後のインタビュアーは全然準備ができていなかった模様!
インタビュアー:「ゴールシーンですが、大野選手から素晴らしいボールがきて、ヘディングゴール見事でした」

永里:「えっ、大野選手すか?」

インタビュアー:「失礼しました、宮間選手でした」

永里:「(笑)。あー、蹴る前にあやが合図くれたので狙い通りのゴールでした(笑)」

<参考画像:鋭い視線でインタビュアーに訂正を迫る永里>
http://siokan.so.land.to/src/1333630000639.jpg

いいよ、どっちでも!

2点とか3点とか4点とか大野とか宮間とか、細かいこと言うんじゃない!

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なでしこの強さに負けないよう、大竹さん「ら」も頑張ってくださいね!