試合 :ヨーロッパリーグ 決勝T 2回戦
開催日:2012年3月8日
結果 :トウェンテ勝利
スコア:「1−0」
得点者:デ・ヨング
○ トウェンテ
FW:デ・ヨング
MF:ジョン ヤンセン チャドリ
MF:フェル ブラマ
DF:ロサレス ダグラス ヴィスヘルホフ コルネリッセ
GK:ミハイロフ
FW:デ・ヨング
MF:ジョン チャドリ バイラミ
MF:フェル ブラマ
DF:ロサレス ダグラス ヴィスヘルホフ コルネリッセ
GK:ミハイロフ
○ シャルケ
FW:マリカ オバジ
MF:ラウル
MF:ホルトビー ジョーンズ ヘーガー
DF:フクス マティプ パパドプロス 内田篤人
GK:ヒルデブラント
FW:マリカ
MF:ラウル ホルトビー ヘーガー オバジ
DF:フクス ジョーンズ パパドプロス 内田篤人
GK:ヒルデブラント
FW:マリカ
MF:エスクデロ モリッツ ヘーガー ドラクスラー
DF:フクス ジョーンズ パパドプロス 内田篤人
GK:ヒルデブラント
ホームのトウェンテは「4−3−3」もしくは「4−2−3−1」。どちらが基本の形なのか、ヤンセンという選手が、かなり幅広く動いていたので、そこはハッキリとは分かりませんでした。中央と右サイドのゾーンを大きく動き、大きく中盤の右サイド(サイドラインのところ)へ開いている事もあれば、トップ下の位置にいたり、CFの選手と入れ替わってトップの位置にいたり、但し、最も多かったのは、中盤がダブルボランチ+トップ下という形の「4−2−3−1」でした。
一方、アウェイのシャルケは「4−3−1−2」。上記したように、マリカとオバジの2トップ、トップ下にラウル、3ボランチ気味に、ホルトビー、ジョーンズ、ヘーガー、という布陣でした。1人退場になるまでは、この「4−3−1−2」という形をとにかく崩さないように、バランスを崩さないように、という事を、かなり神経質にやっているような感じでした。そしてそこは成功していて、守備はいつものシャルケと比べれば安定していたかなと思います。
カウンターから大きなピンチを招いたり、サイドからのクロスボールでピンチを招いたり、という事は何回かありましたが、「4−3−1−2」の場合は、ある程度サイドにスペースを作ってしまうのは仕方無いところがあって、そこからのクロスに対しては中央の守備の人数を担保して守る、という事が守備の狙いとなりますから、特にサイドからの攻撃に対する守り方としては問題無かったと思います。カウンターに弱いという部分は、いつものシャルケですね。
カウンターに対しては、全体的な攻から守への切り替えの速さであったり、後ろに残っている選手の個の守備力や連携であったり、そこの部分が重要になってくると思いますが、そこがシャルケの恒常的な問題点になっていると思います。従って、そこの部分を、意識改善であったり、戦力補強であったり、という事で修正しない限りは、シャルケのカウンターに対する守備の弱さ、というのは、やはり改善されないかなと思います。
という事で、前半は、シャルケにしては安定感のある守備をまずまず見せていて、そのまま失点せずに後半まで試合を進めたのですが、後半16分、PA内でマティプが相手選手を倒してしまい、そのPKを決められて、トウェンテに先制点を奪われてしまいました。しかし、このPKとなったファールはかなり微妙な判定で、どう見てもシミュレーションだったかなと思います。これでマティプも一発レッド退場となってしまいましたし、シャルケにとっては運が無かったですね。
そして、こうなってしまってから、シャルケがどういう戦い方をするのか、という事に注目していたのですが、どうやらシャルケは「1−0」のまま試合を終わらせる、という事を選択したようでした。ラウルを左SHに置き、オバジを右SHに下げて、マリカを1トップにした「4−4−1」で守備を固め、あわよくば同点という事もあったとは思いますが、やはりどちらかと言えばそのまま「1−0」で終わらせる事を優先したように見えました。
開催日:2012年3月8日
結果 :トウェンテ勝利
スコア:「1−0」
得点者:デ・ヨング
○ トウェンテ
FW:デ・ヨング
MF:ジョン ヤンセン チャドリ
MF:フェル ブラマ
DF:ロサレス ダグラス ヴィスヘルホフ コルネリッセ
GK:ミハイロフ
FW:デ・ヨング
MF:ジョン チャドリ バイラミ
MF:フェル ブラマ
DF:ロサレス ダグラス ヴィスヘルホフ コルネリッセ
GK:ミハイロフ
○ シャルケ
FW:マリカ オバジ
MF:ラウル
MF:ホルトビー ジョーンズ ヘーガー
DF:フクス マティプ パパドプロス 内田篤人
GK:ヒルデブラント
FW:マリカ
MF:ラウル ホルトビー ヘーガー オバジ
DF:フクス ジョーンズ パパドプロス 内田篤人
GK:ヒルデブラント
FW:マリカ
MF:エスクデロ モリッツ ヘーガー ドラクスラー
DF:フクス ジョーンズ パパドプロス 内田篤人
GK:ヒルデブラント
ホームのトウェンテは「4−3−3」もしくは「4−2−3−1」。どちらが基本の形なのか、ヤンセンという選手が、かなり幅広く動いていたので、そこはハッキリとは分かりませんでした。中央と右サイドのゾーンを大きく動き、大きく中盤の右サイド(サイドラインのところ)へ開いている事もあれば、トップ下の位置にいたり、CFの選手と入れ替わってトップの位置にいたり、但し、最も多かったのは、中盤がダブルボランチ+トップ下という形の「4−2−3−1」でした。
一方、アウェイのシャルケは「4−3−1−2」。上記したように、マリカとオバジの2トップ、トップ下にラウル、3ボランチ気味に、ホルトビー、ジョーンズ、ヘーガー、という布陣でした。1人退場になるまでは、この「4−3−1−2」という形をとにかく崩さないように、バランスを崩さないように、という事を、かなり神経質にやっているような感じでした。そしてそこは成功していて、守備はいつものシャルケと比べれば安定していたかなと思います。
カウンターから大きなピンチを招いたり、サイドからのクロスボールでピンチを招いたり、という事は何回かありましたが、「4−3−1−2」の場合は、ある程度サイドにスペースを作ってしまうのは仕方無いところがあって、そこからのクロスに対しては中央の守備の人数を担保して守る、という事が守備の狙いとなりますから、特にサイドからの攻撃に対する守り方としては問題無かったと思います。カウンターに弱いという部分は、いつものシャルケですね。
カウンターに対しては、全体的な攻から守への切り替えの速さであったり、後ろに残っている選手の個の守備力や連携であったり、そこの部分が重要になってくると思いますが、そこがシャルケの恒常的な問題点になっていると思います。従って、そこの部分を、意識改善であったり、戦力補強であったり、という事で修正しない限りは、シャルケのカウンターに対する守備の弱さ、というのは、やはり改善されないかなと思います。
という事で、前半は、シャルケにしては安定感のある守備をまずまず見せていて、そのまま失点せずに後半まで試合を進めたのですが、後半16分、PA内でマティプが相手選手を倒してしまい、そのPKを決められて、トウェンテに先制点を奪われてしまいました。しかし、このPKとなったファールはかなり微妙な判定で、どう見てもシミュレーションだったかなと思います。これでマティプも一発レッド退場となってしまいましたし、シャルケにとっては運が無かったですね。
そして、こうなってしまってから、シャルケがどういう戦い方をするのか、という事に注目していたのですが、どうやらシャルケは「1−0」のまま試合を終わらせる、という事を選択したようでした。ラウルを左SHに置き、オバジを右SHに下げて、マリカを1トップにした「4−4−1」で守備を固め、あわよくば同点という事もあったとは思いますが、やはりどちらかと言えばそのまま「1−0」で終わらせる事を優先したように見えました。
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