中山コース以外でも力を発揮できるかどうかがカギになりそう。

 続いては、馬主の買い銘柄へ。面白そうなのは、“レッド”の冠名で知られる東京ホースレーシングだ。

「大将格のレッドディザイアは引退しましたが、昨年の七夕賞、小倉記念、府中牝馬Sで重賞3連勝を達成したイタリアンレッドや、鳴尾記念を勝ったレッドデイヴィスなど、今年、活躍が期待できる実力馬がそろっています。明け3歳世代も、JRAでデビューした17頭のうち7頭が勝ち上がるという高勝率。素質馬が多くそろっている証拠ですね」(小林氏)

■WIN5のツボはココにある!

 では最後に、最高2億円の超高額配当が狙えるWIN5のプチ攻略法を。

●池添謙一騎手を買え!
「WIN5の対象レースを最も勝っているのは、12勝の池添謙一騎手(1月22日現在)。オルフェーヴルというお手馬がいただけにこの成績になりましたが、勝率22.2%というのは立派。迷ったら池添騎手の騎乗馬を候補に入れるのもひとつの方法です。ちなみにダート戦に限ると、川田将雅騎手が勝ち星トップ。こちらも覚えておいて損はありません」(小林氏)

●WIN3は人気薄を狙え!
「WIN5の対象となる5レースのなかで最も荒れるのは、3レース目にあたる『WIN3』。ローカルの“第3場”が対象になることが多いということもあって、なんと9回もふたケタ人気馬が勝っています(1月22日現在)。この『WIN3』では積極的に人気薄を狙うべきです!」(片山氏)

●あえてガチガチ人気馬を狙っていく作戦もアリ!
「先日の1月15日に行なわれたWIN5では、1番人気が4勝、2番人気が1勝というガチガチの決着でしたが、配当は1万4600円もつきました。これはおいしかったです。私は各レース1、2点の8点買いで的中しましたから。WIN5は1000点買いをする人も珍しくないため、順当な決着続きでもけっこう妙味があるのが特徴。大きい配当はそれ専門の人に任せて、あまり見向きされないガチガチ決着を逆に狙っていく作戦もアリでしょう!」(浅野氏)

 さあ、以上を頭に叩き込んで、2012年は競馬で蔵が“タツ”年にしようじゃないかっ!

(取材・文/浜野きよぞう)

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