日本が誇る最高のエンターテイナーの一人であるロックアーティスト綾小路 翔と、世界中に熱狂的なファンを持ち、日本人よりも日本人の心を理解すると言われる名ギタリストのマーティ・フリードマンがタッグを組み、12月10日から公開となる劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」の主題歌を担当することが決定した。

 1971年に誕生し、2011年に生誕40周年を迎えた仮面ライダーシリーズ。本作は、このアニバーサリーを締め括る「MOVIE大戦」シリーズ最新作。世界征服を企む謎の強敵と、仮面ライダー軍団が闘いを繰り広げる、激闘に次ぐ激闘の末、フォーゼとオーズに新たな力が宿る。歴代ライダーたちの登場に加え、この映画でデビューを飾る多彩な新ライダーたちも誕生。まさに史上最大、“MEGA MAX”なエンターテインメント・ムービーである。

 今回の主題歌制作において、作詞は、見た目は不良だが熱い魂を持ったナイスガイであるフォーゼの主人公「如月弦太朗」と瓜二つと言っても過言ではない綾小路が担当。作曲は、オーズの主人公「火野映司」のように世界をまたにかけて活躍したマーティが担当。映画の中での仮面ライダーフォーゼとオーズにも負けないコラボレートで「SAMURAI STRONG STYLE」という主題歌を生み出した。

 担当した二人に話を聞いてみた。

――仮面ライダーの主題歌をやると聞いた時の感想は?

綾小路 翔(以下、綾小路 ):猛烈に嬉しかったですね。僕にとっては、“キング・オブ・ヒーロー”ですから。仮面ライダーの楽曲って子供の頃から聞いていて、永遠に忘れられないものだし、そこから無意識にバイクに憧れたり、変身してみたいと思ったりするようになっていましたね。今「おまえを改造する!」と言われたら喜んでされますよ(笑)。

マーティ・フリードマン(以下、マーティ):やっぱり光栄でした。仮面ライダーの歴史を見れば、本当に次々と素晴らしいアーティストと素晴らしい曲がありましたので、絶対に彼らに負けない曲が作りたくなりました。ちょっとだけスーパーヒーローの魂かもしれません。