二人の公開密会の現場は鐘楼が世界遺産にも登録されているリールの市庁舎。リーンゴーンとなる鐘の音は、建物の白壁と相まってまるで結婚式のよう。お見合いでもここまで手の込んだ演出はしないだろうというシャンデリアや絵画、美しい西洋建築を眺めつつ、BENIさんはいよいよお相手の待つ部屋へ。さぁ前戯の前段の始まりです。
↓何かイラッとする、恋の始まりみたいなドキドキご挨拶!
川島:「ハハハ はじめまして」
BENI:「よろしくお願いします。BENIです。うわっ緊張する、ていうか近いですねぇ」
川島:「座りますか、座りますか?」
BENI:「あっ、じゃあ座りましょう」
BENI:「先日LIVEに来ていただいて、あのときちゃんと挨拶ができなくて、ずっと心残りだったんですよ。なんで、会いにきました」
川島:「ベルギーまで本当に来てくれるのかなって思って」
BENI:「そうなんですよ。初ベルギーなんです」
川島:「緊張しますね」
何だこの初々しい出会いと緊張の会話は…。
ベルギーまでデリヘル呼んだって、こんなにドキドキしないだろ…。
その後、この市庁舎は世界遺産で…みたいなどうでもいい会話でワンクッション置くと、BENIさんはさっそく強引ラブトークを開始。「ベルギーで困ったことは何ですか?(ワタシが助けてあげられるかも)」などの、川島さん以外は全員気づいてしまうような恋のフラグを、東京スカイツリーの現場作業員並みの熱心さで立て始めたのです。
↓川島さんの生活ぶりをチェックし、スペースをうかがうBENIさん!
BENI:「ベルギーで困ったことは何ですか?」
川島:「キッチンのスポンジを置くとこがなくて」
BENI:「ぅん」
川島:「探したんですけどどこ行ってもなくて」
BENI:「ぅん」
川島:「日本に試合で帰ったときに、アマゾンで頼んで」
BENI:「買ったんですか(笑)」
BENI:「日本ってとりあえず便利だなって。ここって18時で全部閉まるじゃないですか。18時以降何してるんですか?」
川島:「すごい疑問ですよね。日曜日でもお店開いてないんですよ。みんな何してるのかなって思ったら、大体家に居るんですよ。午前中練習だったら、終わったらみんな帰るんですよ。みんなでご飯行ったりしないんだなって」
BENI:「ぅん」
川島:「スーパーとかも早く行かなくちゃいけないんで、もっぱら夕方はスーパータイムみたいな」
BENI:「主婦みたいですね」
生活のこと、夜のこと、要するに夜の生活のこと。
BENIさんは、こんなことを聞きにベルギーまで来たのか…。
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