こちらでも2日にお伝えしていた、イギリスの歌姫リリー・アレン妊娠6カ月にして流産という悲しいニュース。今また彼女が入院した。最も心配された敗血症である。

アレンが敗血症のために5日夜に緊急入院していたことを、代理人がこの度発表した。

「リリーは、心配して下さるファンの皆さまからの励ましのメッセージに、大変感謝しております。抗生物質投与他の治療が奏功し、容体は安定して来ましたが、完全な回復までにはしばらくの時間を要します。どうか彼女とパートナーのサム・クーパーのプライバシーを尊重し、温かく見守って下さるようお願いします。」

傷口から血液中に細菌が侵入することはままある。例えば抜歯や大けがなどで「菌血症」を起こしても、普通はそれを白血球が退治するが、その細菌の勢力が強く、全身をめぐってしまうのが「敗血症」。多くの場合悪寒と高熱が見られ、ふるえや脱力感、錯乱などが現れることもあり、一見して重篤なことが分かる。

適切な治療を受けなかった場合はショックや多臓器不全に陥り、間違いなく死ぬという恐ろしいもので、手術後の患者や、新生児、高齢者、免疫力低下の状態にある人などが注意を要する。

妊娠を「人生のゴールを達成したような気分よ」と表現し、大きくなるお腹を幸せそうにさすっていたアレン。安定期に入ってからの流産、そして今回の敗血症が彼女の心身に与えてしまったダメージとショックは計り知れない。とにかく無事回復を祈りたい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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