その他にも嬉しいポイントとしては、耳から落ちにくい小型で軽量なボディ形状と耳穴に対してソフトにフィットするラバーパットが採用されていること。また、装着感を高める“新形状シリコンイヤーピース”も付属しており、耳のサイズに合わせて最も自分に合ったものを3サイズの中から選択できることも喜ばしい。コードの長さも0.8m（HP-FXC70/50）から1.2mとより行動範囲を広げた上で、更に長さが調節可能なコードキーパーを付属。アウトドアでの持ち運びへの配慮から、携帯に便利なキャリングポーチが付属されるのも見逃せない。

　音楽を聴き終えて、ヘッドホンを耳から外して、その外観を眺めてみる。昨今、ライブで耳に装着するイヤーモニターをラインストーンなどでドレスアップする女性アーティストも増えているが、ピアスと同様に耳元をオシャレに飾るアイテムとして、ファッション性やデザイン面での細やかな気配りもヘッドホンには求められている傾向がある。そんなトレンドを念頭にデザイニングされているのか、ハウジングには高剛性のステンレス素材（「HA-FXC71」）とアルミニウム素材（「HA-FXC51」）が採用され、その共通素材のメタルが持つ特性により放たれる光沢や質感は、非常にスタイリッシュな印象で、所有欲を刺激する。

　カラーバリエーションは「HA-FXC71」がブラックとホワイトの2色展開で、「HA-FXC51」はブラックとホワイトに加えてレッドの3色をラインナップ。オープン価格の製品となるが、ビクター公式ウェブショップ「VICTOR DIRECT」では「HA-FXC71」が5,980円、「HA-FXC51」が3,980円（いずれも税込、2010年6月現在）と手の届きやすい価格で販売されているので、自分の財布の中身とも相談して選んで欲しい。

・ビクター インナーイヤーヘッドホン「HA-FXC71/51」特集
・HA-FXC71｜HA-FXC51 - VICTOR DIRECT（製品のご購入はこちら）