――スタジオに入る前に、メンバーの部屋で簡単なデモを録ったりすることはありますか?

DAIGO:あぁー、昔ありましたね。AKIHIDEさんの家に行って、ギター同士でこうやって、みたいな。

SHINPEI:うん。デビューアルバムを作る前の時ですよね。

AKIHIDE:1週間ぐらい、結構長い間入っていましたね。僕とSHINPEIに至っては多分、会ってというか「バンドを組もう」と言ってから数日の時に、そういう作業に入っていたので。

――部屋のインテリアの趣味とか、メンバー3人でそれぞれのカラーがあったりしますか?

DAIGO:正直、そこまで知らないですね。

AKIHIDE:多分2年前に来たきり、来てないですね。2人の部屋に至っては俺、行ったことが無いので分からないんですけど。

SHINPEI:AKIHIDEさんの部屋はその当初、すごくギタリストの部屋だという感じがしました。もうギターや機材がいっぱいで、パソコンがあって、エフェクターもいっぱいあった様な。

AKIHIDE:今は全く無いですからね。

SHINPEI:本当ですか?変わってますね。

――BREAKERZとしての活動以外は、特にプライベートで一緒になったりすることは無く?

SHINPEI:多い方じゃないっぽいですね。

DAIGO:3人で「じゃあ、遊びいこうぜ!」とかは基本無いですね(笑)。

――音楽以外の共通の趣味は無いですか?

SHINPEI:飯を食べに行くとか、ライブを一緒に観に行くとかは結構それぞれ観に行ったりするんですけど、それぐらいですかね。

DAIGO:この間、夜中にシンピーに電話して「ファミレス行こうぜ!」と言って、行ったりしたよね、CD屋とか。シンピーも「ちょうど行きたかったんすよ!」と言ってくれて、「奇遇じゃん!」みたいな。そういうのはあったりしますけど(笑)。

SHINPEI:そうですね。最近そういうのがちょろちょろ。

――大分、吸収されてますね。

AKIHIDE:吸収…(笑)。

SHINPEI:そうですね、新しいスポンジが(笑)。

――恋愛をモチーフにした曲もあるかと思いますが、3人の恋愛感や好みのタイプの違いを感じることはありますか?

DAIGO:感じる時はちょっとあるかもしれないですね。AKIHIDEさんはどちらかというと綺麗めとか、俺はちょっとカワイイ系とか、シンピーは峰不二子系とか。そういう、もうざっくりとした。

SHINPEI:そうですね、バラバラですね。

DAIGO:多分、俺とAKIHIDEさんは相当かぶらないと見ますよ(笑)。

AKIHIDE:うん、かぶらないですね。

――今回の「FIGHTERZ」の歌詞では、8曲目の「ぼくら」とかメッセージ色が強い曲だと感じたんですけど、何故こういう内容にしたんですか?

DAIGO:武道館が終わって、SHINPEIとかスタイリストさんとかと一緒に飲んだりする時があって。結構酒が入って熱くなると、SHINPEIもそうなんですけど、スタイリストさんとかサポートメンバーとか、みんな泣き出して。「面白れーなぁー」みたいな。

SHINPEI:あれは何でしょうね? あんなの、マジ初めてでしたよ。

DAIGO:「色々あったなー、昔は良かったよなー」みたいな(笑)。熱苦しい友情みたいなものが、すごく心地良い年頃になってきているんですよね。そういう風に熱くなるのが好きになってきて、それで生まれましたね。打ち上げとかでもそうですけど、仲間の大切さだったり、熱いトークを繰り広げるのはいいなーと思って。