――7月にデビュー2周年を武道館ライブで迎えられましたが、デビュー当時と今の自分達とで変わらないと感じることもあれば、逆に変わってきたと感じる部分はありますか?

DAIGO:基本的に、音楽に対してはもう常に1曲1曲、俺達自身もかっこいいと思えるものを作りたいとか、色々とチャレンジしていきたいと思って作っているので、そういう姿勢は変わらないですよね。ただ、続ける以上ハードルはどんどん上がっていくし、こだわりもどんどん強くなっていくと思うので、1センチでも0.0001秒でもいいから記録を更新したいという短距離走の方とかと近いものがあるのかもしれないんですね。まだそこまで俺達は、全然タイムを縮められると思うんですけど。そういう風に常に縮めていきたいというか、会心作を、前作よりももっと良いものを作っていきたいという感じではやっているので、その部分は基本的にはずっと変わらないで、やり続けていることかもしれないですけど。まぁ、変わったことといえば、SHINPEIさんがちょっと変わっちゃったな、という所。

SHINPEI:マジすか?

DAIGO:会う度にね、結構色んな、はぁ…(笑)。会う度にちょっと変わっちゃったな、という所がかなり。ずっと携帯をいじっていたり。

SHINPEI:メールを打つ回数が増えていたり、集中力が無くなってますね。いかんですね。

DAIGO:よく寝てたり、昔では無かったことが、今はちょっとあったりするので。

――忙しくなったという。

DAIGO:うん。でも、俺は昔から変わってないんですよね。昔からよく寝ていたので。遅刻とかも10分、15分ぐらいだったし。そこはある種、徹底しているんですよね。そういう所は変わってないです、俺は。

SHINPEI:デビュー当時から考えると、ライブも精力的に出来て、制作活動もより一層色々と、締め切りに追われる時もあったりしたんですけど、忙しくなったのは変わって嬉しいことですね。もうデビュー当時からいきなりアルバムを先にリリースして、また半年後にすぐアルバムを出して、という様なめまぐるしい制作のスピードだったんですけど、3人の持っている制作意欲とかは今も変わらず続けられていて。それがこの2年間の自分達が成長できたというように思えた証だったのかなと思っているんで、これからも変えずに行きたいですね。

AKIHIDE:元々、責任感が無い訳ではないんですけど、それをより強く感じる場面が増えたので、そこから生まれてくる緊迫感が前より多いかもしれないですよね。みんな責任をもってやっていますし、それは昔から変わらないんですけど、よりリアルに感じられるというか。そういう所が、今でもメンバー間でお互いを刺激し合える緊張感に繋がっているのかなとは。

――BREAKERZは、ビジュアル系ですか?

DAIGO:多分、基本的には、聴く人だったりが決めるというか、それぞれの価値観だと思うので、「自分達は何系だ」とは特に意識はしてないですけど。俺達は、俺達のロックをぶちかますだけなので。ただ、バラエティの時もそうなんですけど(笑)、ファンデーションとかはしているから、ファンデーションをしたらビジュアル系だと言うんだったら、そうなっちゃうかもしれないですよね(笑)。

――ジャケットやミュージックビデオなどのビジュアルイメージは、3人の中でどうやって決めていくんですか?

DAIGO:基本的には曲を書いたりする時に、俺は結構そういうのをイメージするのが好きなので「こういうの良いよね」とか言ったりして、そこからみんなで発展させていく形が多いかもしれないですね。

――衣装と、普段のプライベートのファッションは近いですか?

DAIGO:全くリンクしてない訳ではないかも知れないですね。BREAKERZも一応、カラーとかで統一感を出してたりはするんですけど、SHINPEIは今回ノースリーブだったり、キャラとか自分の好きなものを着るという感じなので。だから、例えば2年前ぐらいに着ていた衣装を、来年あたり普通にプライベートで着る可能性もありますね。