――3曲目の「Brave heart (Remix)」は、最初違う曲かと思ったぐらい、原曲からガラリと変わりましたね。
河井:そうですね。MAY’Sの場合はいつも、歌も全部英詞に録り直していて。リミックスというより、本当に新曲ぐらいの勢いで、毎回気合いを入れていますね。――歌詞に対して、お互いの恋愛観や結婚観を話し合ったりするんですか?
片桐:そうですね。河井:普段そういう話をすることが結構多いので、分かってるよね、多分(笑)。
片桐:お互いの価値観みたいなのは大体把握はしてますね。だから私が書いたリリックとかでも、例えば「ここはこういうことが言いたいんだけど、ちょっと上手くハマらないなぁ」とか、なんとなく自分の中でモヤモヤが残ってる部分って、渡すとすぐに分かるんですよ。「ここはちょっと違くない?」みたいに言われて、「やっぱり、そう思う?」というのは結構共通しているというか…なんなんだろうね(笑)。
河井:なんなんだろうね(笑)。
――ジャケット写真やミュージックビデオなどのビジュアルイメージを決める時は、メンバーの方からアイディアやリクエストを出すんですか?
片桐:結構、色々と。河井:もうなんでもかんでも、やりたいことはとりあえず全部言います(笑)。
片桐:「アレがやりたーい!」とか「コレが着たい!」「コレは嫌だ!」みたいなのは言いつつも、まぁ…みんなでね(笑)。
河井:特に今の時代って、ミュージックビデオだったりビジュアルイメージだったり、本当に曲だけじゃないというか。例えば今回は企画で結婚式をプレゼントとか携帯小説とかもやったりしたんですけど、そういう一連のメディアミックスとかがあって楽しめる時代なのかなと思っていて。だから、その辺のアイディアも言いたい放題。でも、まさか結婚式のプレゼントとか実現するとは思っていなかったので(笑)。
片桐:「おぉ、すごい!」と思いながら、言ってみて良かった(笑)。
――衣装とか、ファッションの好みは近かったりしますか?
片桐:そんなに、かけ離れてはいないよね?河井:そうだね。
片桐:ただ、やっぱり男の子と女の子なので。
河井:好みが入っちゃうよね。
片桐:なかなか自分の好きな服だったり着たいイメージと、男の子から見たカワイイ女の子って、やっぱり違うんですよ。同性から見た女の子と、異性から見た女の子って。だから、その辺で「どっちがいいだろうね?」みたいに悩むことはあるんですけど。多分、かけ離れてたら、もっとすごい喧嘩をしていると思うんですよ(笑)。
河井:多分、頭の中には曲のイメージとかもあるんだよ。「この曲だったら、この服はないだろ」みたいなのは、お互いにあるので。