――SINGLE BESTは、リリース時期を現在から過去へとさかのぼっていく曲順となっていますが、PIANOという切り口で凝縮されたPIANO BEST含め、自分自身の好みや癖を実感する部分はありますか?

星村:改めて6曲短期間でガァーってやったんですけど、やっぱり手癖みたいなものはすごく見えてきたり。まだまだ先、もっと幅を広げたいなと思ったし、歌詞もこれからもっと内面的なものを出していけたらなと思ってますね。

――最新シングルの「ひかり」も、新たな試みの曲でしたしね。

星村:そうですね。

――PIANO BESTには「I miss you」が、SINGLE BESTには「好きなんです」の新曲2曲が入っていますが、「好きなんです」は2008年10月のワンマンライブのアンコールでやられてた曲ですよね。なんか「ミルクティー」って曲名で聴いた覚えがあるなと思って。

星村:そうなんですよ(笑)。もう最後の最後に、急きょ曲名を変更しました。

――新曲2曲は結構、対照的なイメージですよね。

星村:片やハッピーで、片やすごく切ない、みたいな。

――普段の星村さんのキャラクターは、どっちに近いんですか?

星村:どっちですかね。普段はどっちかと言うとハッピーな方かな?と自分では思いますけどね。

――新曲2曲もそうですし、恋愛を題材にした曲が多いような印象を受けているのですが。

星村:なんか多くなっちゃいますね。

――別に意識してるわけではなく?

星村:テーマとして一番、自分でもすごく身近なものだったり。恋愛というものにずっと憧れているので、自然とですね。

――「I miss you」や「regret」などは結構切ないというか、ちょっとドキッとさせられる場面もあって、同じ一人の人間が持っている二面性なのかなと。

星村:そうですね。さっき、どっちかと言うとハッピーと言ったんですけど、その分そういう切ないというか、人間のちょっとゴォーっていう湧き上がる感情みたいな所ももちろん持っていて。

――普段の生活の中で、ハッピーな時もあれば、そうやって考え込んでしまう時もあると思いますが、自分の中で気持ちを上げたり、リラックスする方法はありますか?

星村:最近で言うと、料理を作りまくることとか。あとは、ワンちゃんと遊ぶとかですね。

――ブログを見ていると、ほぼ食べ物が出てくるような印象ですよね。

星村:そうなんですよ(笑)、本当にハマっているので。

――食べ物以外の話題も全然見るんですけど、なぜか印象としては食べ物が残りますね。

星村:よく言われます、食べ物多いねって。

――以前ネットショッピングでお取り寄せされてる話を聞きましたが、最近何か頼んだ物はありますか?

星村:最近はもっぱらワインしか頼んでないですね、もう本当に。

――今までで買って失敗した物はありますか?

星村:パンプスですね。すごく安くて色んなカラーバリエーションがあって買ったんですけど、サイズが合わなくて。やっぱり見て履いて買わないと駄目なんだな、って失敗しましたね(笑)。それ以外は、食べ物とかもたまにありますね。ホルモン鍋みたいな、韓国料理のカムジャタンみたいな鍋があるんですけど、それもかなり不味い思い出が。やっぱり全部が全部美味しくは…。