――前回、二千花とalutoとの対談の際に、「新説アイノウタvol.1」について、一粋さんが「二千花はシリアスなイメージをもたれがちなので、そうではなくもっと仲の良い空間で、アットホームなイベントにしたかった」と話されていましたよね。RYTHEMは数多くのライブに出演されていますが、二千花初の主催イベントに出演されて、どんな印象でしたか?

YUI:二千花さんのライブは舞台袖で観させてもらってたんですけど、多分、一粋ちゃんのMCの力とかも相まって、すごくお客さんと近い、アットホームな温かいライブだなって思いましたね。

――二千花からRYTHEMを観た印象は、どういう感じでしたか?

宮本:本当にいつもアットホームな空間を、すごくいやらしくなく出してるから。その力みたいなものを、その時も感じて「こういうライブのやり方もあるんだ」みたいな。すごくそこが上手っていうか、自然と溶け込むハーモニーだったり、言葉だったりをすごく分かってるから。私は時々思い付きでやってしまう時があったりするんですよ。思い付きって言うとアレですけど、どう転ぶかは自分でも分からないみたいな、ちょっと危険な所もあって。でも、RYTHEMさんの空間で、それをそっと楽しくやってる感じがすごくして、柔らかい雰囲気がいいなって思いましたね。

――RYTHEMはオープニングバッターでしたが、やっぱり緊張するものですか?

YUI:すごいした!久し振りの体験でしたね。

YUKA:ここの所はそうだね。その日は全部で4組いたので、どんなお客さんが来るのかもすごく楽しみだったし、あの会場自体も何度もライブを観に行ったことがあって、でも実際に自分達が立ってやったことが無くて。だから本当にすごく憧れの場所だったというか、ずっとやってみたいなと思っていた所だったので。呼んでもらえたこともすごく嬉しかったですし、何よりもあんなにお客さんが近いとは思わなくて。本当にもう全部見えちゃうぐらいな感じの近さだったんですけど、逆にそれが良かったかなと思って。全員がアコースティックでライブをしてたんで、多分、本当に生音でも聴こえちゃうんじゃないか?ぐらいの距離が、すごく安心することができたし。初めてだったけど、お客さんが緊張してなかったのがすごく良かったなと思って。

トップバッターの時っていつも、まだお客さんもすごく緊張してるんですよね。それがすごく伝わっちゃって、自分も緊張しちゃうことがよくあるんです。でも、あの日は来た瞬間からみんながホワッとしてたので、それですごく癒されて。あの日はRYTHEM的にも何か新しいことをすごく挑戦したいと思った日で。すごく素敵なアーティストさん達と一緒にライブをするからこそ、RYTHEMのインストアとはまた違う気持ちで、新曲を結構たくさん持っていったり。ステージに月がすごく象徴的にある所なので、RYTHEMは月ソングがすごくたくさんあるので、そういう曲を持ってきたり。本当に新たな挑戦ができた場所だったので、すごく良かったなって思います。