[画像] 忘れちゃいけないメモは付箋紙ソフトに書きこもう【知っ得!虎の巻】

付箋紙を利用している人は多いだろう。仕事上のメモ、ちょっとした覚え書きなどなど。忘れてはいけないものだから、ディスプレイの端っこに貼り付けているなんて場合もあるのでは?
ただ、紙の付箋はいっぱい貼り付けるとごちゃごちゃして見にくいし、はがれて落ちてしまうこともある。そんなことで大事な用件を忘れてしまっては大変だ。
今回はそんな不安を解消する、付箋紙ソフトを紹介しよう。

■知っ得 No.0082 PcHusen を活用する
「PcHusen 」は、パソコンのデスクトップに貼り付けることができる付箋紙だ。これならパソコンの周りが付箋紙だらけになることはない。また、実際に紙をペタペタ貼っているわけではないので、ノートパソコンやネットブックなら、パソコンごと持ち歩くことができる。もちろんぽろっと落ちてしまうなんていうこともないから安心だ。

●「PcHusen 」をインストールしよう
PcHusen のサイト(http://www2s.biglobe.ne.jp/~sahmaro/)にアクセスし(画面1)、「ArtTips」のところにある「付箋紙 PcHusen v2.90」をクリックしてファイルをダウンロードする。ダウンロードされた「PcHsn290.exe」をダブルクリックして実行する。インストールプログラムが開始されるので、メッセージに従ってインストールする(画面2)。
画面1 PcHusen のサイト(http://www2s.biglobe.ne.jp/~sahmaro/)にアクセス画面2 メッセージに従ってインストールする

●PcHusenを起動する
PcHusenをダウンロードしたフォルダをエクスプローラ等から開き、PcHusen.exeをダブルクリックする。スタートアップに登録するかどうかのメッセージが表示されるので、登録する場合は[はい]をクリックする。スタートアップに登録する必要は必ずしもないが、登録しておけば、パソコンを起動した時に作成した付箋紙を表示することができるので便利だろう。PcHusenが起動すると、タスクトレイにアイコンが表示される(画面3)。
画面3 PcHusenが起動すると、タスクトレイにアイコンが表示される

●付箋紙を利用する
それでは実際に付箋紙をデスクトップに貼り付けてみよう。

タスクトレイにあるPcHusenのアイコンを右クリックし、[付箋紙の新規作成]をクリックすると、デスクトップに付箋紙が貼り付けられる(画面4)。
付箋紙をダブルクリックすると、文字を入力できるようになるので、メモを入力する(画面5)。付箋紙以外の部分をクリックすれば、入力は完了だ。作成した付箋紙は、ドラッグすることで自由に位置を移動することもできる。
画面4 デスクトップに付箋紙が貼り付けられる画面5 文字を入力できるようになるので、メモを入力する
PcHusenでは、貼り付ける順番で自動的に違った色の付箋紙が貼り付けられるが、内容によって色を変えておくと一目でわかって便利だ。付箋紙の色を変えるには、右クリックして[色の変更]−[背景色変更]を選択する。[色の設定]ダイアログボックスで、変更したい色を選択したら[OK]をクリックする(画面6)。これで付箋紙の色が変更される(画面7)。この他にも、この右クリックメニューから文字の色を変更したり、文字のフォントを変更したりといった作業もできるので、必要に応じて変更するといいだろう。
画面6 変更したい色を選択したら[OK]をクリックする画面7 れで付箋紙の色が変更される
付箋紙は、入力する文字量によって自動的に大きさが変更される。あまり大きいと、たくさん貼り付けている場合などに、邪魔になってしまうこともあるだろう。そういう時は、付箋紙の右上にマウスポインタを合わせ、▲マークが表示されたらクリックしよう(画面8)。すると、付箋紙の1行目だけが表示されるようになる(画面9)。
画面8 付箋紙の右上にマウスポインタを合わせ、▲マークが表示されたらクリックしよう画面9 付箋紙の1行目だけが表示されるようになる
付箋紙全体を表示させたい場合は、同じように付箋紙の右上にマウスポインタを合わせ、▼マークをクリックすれば表示される。日付や見出し部分を1行目に入力しておき、普段はその部分だけを表示させるようにしておけば、デスクトップもすっきりするはずだ。

また、PcHusenには、付箋紙同士をきれいに並べる機能も用意されている。タスクトレイのPcHusenアイコンを右クリックし、[PcHusen]−[位置調整補助機能]−[付箋紙同士吸い付く]を選択してチェックを入れておく。これで付箋紙を別の付箋紙の近くまでドラッグしてドロップすると、付箋紙同士がきれいに並べられるようになる(画面10)。重なってしまって見えにくかったり、あちこちばらばらに貼り付けられているような場合は、この機能を利用してデスクトップを整理しよう。
画面10 付箋紙を別の付箋紙の近くまでドラッグしてドロップすると、付箋紙同士がきれいに並べられるようになる
貼り付けた付箋紙が不要になった場合は、付箋紙を右クリックして、[はがす]−[はがす(ログ出力あり)]、または[はがす(ログ出力なし)]を選択すれば、付箋紙をはがすことができる。PcHusen自体を終了したい場合は、タスクトレイのPcHusenアイコンを右クリックし、[PcHusenの終了]を選択しよう。

なお、PcHusenには、便利なキー操作も用意されており、いずれも付箋紙をクリックしてフォーカスを設定した状態で有効となる。たとえば[P]キーを押すと、付箋紙を右クリックしたのと同じメニューが表示されるので、あとは表示されているアルファベットを押していけばメニューを選択することができる。[Delete]キーを押せば削除が実行できる。

他にもいろいろと用意されているので、よく行う操作については、キー操作を覚えておくと、サクサク進めることができるだろう。

■こちらもオススメ!PC 最新ニュース
ネットブックでUSBメモリーを安全に使おう
ネットブックはキーボードから操作しよう
ネットブックで活用しよう!ウェブのオフィスソフト
ネットブックにも最適!スケジュール帳はオンラインに
【知っ得!虎の巻】バックナンバー一覧


編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
Copyright 2009 livedoor. All rights reserved.